年会・セミナー情報

[粘着研究会]粘着研究会第164回(11月度)例会

日 時 2018年11月2日(金)13時30分~16時45分
会 場 東京大学農学部 弥生講堂アネックス(地下鉄南北線東大前駅より 徒歩3分程度)
(東京都文京区弥生1-1-1)
http://www.a.u-tokyo.ac.jp/campus/overview.html#2

13:30~14:30 「架橋系高分子の不均一性」
                            東京大学 物性研究所 柴山充弘 氏
14:30~15:30 「カテコール基含有共重合体の合成とその応用」
                          東北大学材料科学高等研究所 藪 浩 氏
15:45~16:45 「光により液化・軟化するソフトマテリアルの開発とスマート粘接着剤への展開」
          国立研究開発法人産業技術総合研究所 山本貴広氏 秋山陽久氏 松澤洋子氏

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[粘着研究会]粘着研究会第163回(9月度)例会

日 時 2018年9月28日(金)13時30分~16時45分
会 場 大阪産業技術研究所 (森之宮センター)
JR大阪環状線(北口)または⼤阪市営地下鉄中央線・長堀鶴見緑地線森ノ宮駅(4番出口)下車。中央大通を東に約350m(徒歩約5分)、「森ノ宮公団住宅前」を左折し北に約350m(徒歩約5分)。http://www.omtri.or.jp/map/

13:30~14:30「半屈曲性高分子溶液のレオロジー:セルロース誘導体からナノファイバーまで」
                        大阪大学 大学院理学研究科 井上 正志 氏
14:30~15:30「高分子の伸長結晶化による『ナノ配向結晶』生成と高性能化」
                  広島大学総合科学研究科 彦坂 正道 氏 岡田 聖香 氏
15:45~16:45「様々な材料に良好に接着するポリオレフィン樹脂水性分散体」
                        ユニチカ株式会社樹脂事業部 志波 賢人 氏

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[粘着研究会]粘着研究会第162回(6月度)例会

日 時 2018年6月13日(水)13時30分~16時45分
会 場 東京大学農学部 弥生講堂アネックス(地下鉄南北線東大前駅より 徒歩3分程度)
(東京都文京区弥生1-1-1)
http://www.a.u-tokyo.ac.jp/campus/overview.html#2

13:30~14:30 「高分子アクリル系ブロック共重合体の合成と薄膜における自己組織化構造制御」
                              東京工業大学 早川晃鏡 氏
14:30~15:30 「界面科学の基礎と界面活性剤」            
                              千葉科学大学 山下裕司 氏
15:45~16:45 「両面粘着テープの特性評価」             
                              兵庫県立大学 浦濱圭彬 氏

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[粘着研究会]粘着研究会第161回(5月度)例会

日 時 2018年5月11日(金)13時30分~16時45分
会 場 東京大学 農学部 1号館8番教室(地下鉄南北線東大前駅より 徒歩3分程度)(東京都文京区弥生1-1-1)http://www.a.u-tokyo.ac.jp/campus/overview.html#2

13:30~14:30 「新しいリビングカチオン重合及びそれを用いた機能性材料の創成」
                      大阪大学 高分子合成化学研究室 青島 貞人 氏
14:30~15:30 「新たなタイプの界面活性剤」 
                      東京理科大学 工学部工業化学科 近藤 行成 氏
15:45~16:45 「粘着剤の糸引きについて:スケーリング・非線形動力学の視点から概観する」
                          早稲田大学 理工学術院 山崎 義弘 氏

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[粘着研究会]粘着研究会第160回(3月度)例会

日 時 2018年3月9日(金)13時30分~16時45分
会 場 東京大学農学部 弥生講堂アネックス(地下鉄南北線東大前駅より 徒歩3分程度)(東京都文京区弥生1-1-1)http://www.a.u-tokyo.ac.jp/campus/overview.html#2

13:30~14:30 グラフェン充填ポリオレフィンナノコンポジット(仮)
                          名古屋工業大学工学研究科 永田 謙二 氏
14:30~15:30 ナノスケール表面・界面における摩擦・接着の制御に向けて 
                    電気通信大学大学院情報理工学研究科 佐々木 成朗 氏 
15:45~16:45 非対称スチレン系ブロック構造を有する高強度・高伸縮性材料の開発
                             日本ゼオン株式会社 小田 亮二 氏

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[粘着研究会]粘着研究会第159回(1月度)例会

日 時 2018年1月26日(金)13時30分~16時45分
会 場 大阪産業技術研究所 (森ノ宮センター)
JR大阪環状線(北口)または⼤阪市営地下鉄中央線・長堀鶴見緑地線森ノ宮駅(4番出口)下車。中央大通を東に約350m(徒歩約5分)、「森ノ宮公団住宅前」を左折し北に約350m(徒歩約5分)。http://www.omtri.or.jp/map/

13:30~14:30 紙表面上での界面重合反応を活用した機能紙の開発およびその応用展開
                   高知大学教育研究部自然科学系農学部門 市浦 英明 氏
14:30~15:30 弊社粘着テープ設計の解析事例の紹介
                  日東電工株式会社 基幹技術研究センター 岡田 研一 氏
15:45~16:45 両面粘着テープの特性評価
                 兵庫県立大学大学院工学研究科連携客員教授 浦濱 圭彬 氏

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[粘着研究会]粘着研究会第158回(11月度)例会

日 時 2017年11月24日(金)13時30分~16時45分
会 場 東京大学農学部 弥生講堂アネックス(地下鉄南北線東大前駅より 徒歩3分程度)(東京都文京区弥生1-1-1)http://www.a.u-tokyo.ac.jp/campus/overview.html#2

13:30~14:30 「動的共有結合化学に基づく反応性および自己修復性高分子の設計」      
                        東京工業大学 物質理工学院 大塚 英幸 氏
14:30~15:30 「光・熱・超音波をトリガーとして用いる易剥離粘着剤の開発」     
                    地方独立行政法人 大阪産業技術研究所 舘 秀樹 氏  
15:45~16:45 「耐熱性を有する表面保護用アクリル系粘着剤」
                         日本合成化学工業株式会社 竹田 俊之 氏

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[粘着研究会]粘着研究会第157回(9月度)例会

日 時 2017年9月29日(金)13時30分~16時45分
会 場 東京大学農学部 弥生講堂アネックス(地下鉄南北線東大前駅より 徒歩3分程度)(東京都文京区弥生1-1-1)http://www.a.u-tokyo.ac.jp/campus/overview.html#2

13:30~14:30 「超延伸性・強靭性・自己修復性を有するイオン性エラストマー」      
                         岐阜大学工学部 三輪 洋平 氏
14:30~15:30 「イソシアネート二量体の熱解離を利用した新規熱加工型粘着剤」     
                        ニチバン株式会社 朝田 和孝 氏
15:45~16:45 「紫外線硬化型フリーラジカルシリコーン剥離コーティング材」
                   エボニック ジャパン株式会社 嶋田 臣志 氏

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[粘着研究会]粘着研究会第156回(6月度)例会

日 時 平成29年6月14日(水) 13:30~17:00
会 場 関西大学百周年記念会館(大阪府吹田市山手町3-3-35)

13:30~14:30 「ハイパーブランチポリマーの合成と機能化」
        秋田大学大学院理工学研究科物質科学専攻 寺境 光俊 氏
14:30~15:30 「はく離強度の粘着剤厚さ依存性とキャビティ膨張に基づく考察」
        北海道大学大学院工学研究院機械宇宙工学部門 高橋 航圭 氏
15:45~16:45 「粘着剤製品の品質管理手法への近赤外分析法の応用」
        綜研化学株式会社 樹脂生産部 品質管理グループ 坂口 和広 氏

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[粘着研究会]粘着研究会第155回(5月度)例会

日 時 平成29年5月12日(金)13:30~17:00 
会 場 東京大学 農学部 弥生講堂 アネックス(地下鉄東大前駅より 徒歩3~5分程度)
http://www.a.u-tokyo.ac.jp/campus/overview.html#2

13:30~14:30「クレーズによる多孔高分子フィルムの界面とその応用」
           岐阜大学 工学部化学・生命工学科 武野 明義 氏
14:30~15:30「縮合系高分子と接着・粘着について」
                  筑波大学 生命環境系 梶山 幹夫 氏
15:45~16:45「有機LED用封止シート材料の実用化に向けて」
         リンテック㈱ 研究所デバイス材料研究室 永元 公市 氏

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[粘着研究会]粘着研究会第154回(3月度)例会

日 時 平成29年3月10日(金) 13:30~19:00
会 場 東京大学 農学部 弥生講堂 アネックス

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[粘着研究会]粘着研究会第153回(1月度)例会

日 時 平成29年1月27日(金)13:30~17:00
会 場 大阪市立工業研究所 小講堂    
(〒536-8553 大阪市城東区森之宮1-6-50 TEL 06-6963-8002)

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[粘着研究会]第2回国際粘着テクノフォーラム参加募集のご案内

日 時 2016年11月10日(木)~11日(金)
会 場 会 場  東京国際交流会館 プラザ平成会議場
(〒135-8630 東京都江東区青海2丁目2番地1号)
http://www.tokyoacademicpark.jp/tap/map_e.html

テクノフォーラム スケジュール
 11月10日(木)                  11月11日(金)
  09:00~09:30 登録                 09:00~10:50 セッション3
  09:30~09:40 開会の辞               11:00~13:00 ポスター発表
  09:40~12:40 セッション1             14:00~16:30 セッション4
  13:40~17:40 セッション2             16:30~16:40 閉会の辞
  18:00~20:00 懇親会

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[粘着研究会]第2回 国際粘着テクノフォーラム講演募集

日 時 会  期 :2016年11月10日(木)・11日(金)
会 場 発表内容  (1)粘着の基礎(界面化学、レオロジー、力学)   (2)粘着剤の分子設計
      (3)粘着剤特性と評価方法            (4)粘着製品と粘着技術
      (5)環境問題                  (6)その他
発表申込  2016年5月31日(火)までに口頭発表(英語)、ポスター発表(英語)ともに
      タイトルと概要を添えてウェブよりお申し込みください。
要旨締切  2016年8月26日(金)までに要旨(A4用紙2~4枚)をウェブでお送りください。
参加登録  2016年7月1日(金)~10月31日(月)にウェブよりお申し込み、お支払を完了
      してください。
参加登録料 一般  30,000円(消費税を含む) 2016年 7月1日~ 9月30日の申し込み
          40,000円(消費税を含む) 2016年10月1日~10月31日の申し込み
      学生  10,000円(消費税を含む) 2016年 7月1日~10月31日の申し込み
      *11月1日以降は受付を締め切らせて頂きますのでご了承ください
会場    東京国際交流館・プラザ平成(東京都江東区青海二丁目2-1 国際研究交流大学村)
       http://www.tokyoacademicpark.jp/tap/map.html

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[粘着研究会]粘着研究会第152回(9月度)例会

日 時 平成28年9月30日(金)13:30~17:00
会 場 東京大学 農学部 弥生講堂 アネックス   

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[粘着研究会]粘着研究会第151回(7月度)例会

日 時 平成28年7月15日(金) 13:30~17:00
会 場 大阪市立工業研究所 小講堂

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[粘着研究会]粘着研究会第150回(5月度)例会

日 時 平成28年5月27日(金)13:30~17:00
会 場 東京大学 農学部 弥生講堂アネックス 

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[粘着研究会]粘着研究会第149回(3月度)例会

日 時 平成28年3月18日(金)13:30~17:00
会 場 東京大学 農学部 弥生講堂 アネックス   

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[粘着研究会]粘着研究会第148回(1月度)例会

日 時 平成28年1月29日(金) 午後1時半~5時
会 場 大阪市立工業研究所 小講堂

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[粘着研究会]粘着研究会第147回(11月度)例会

日 時 平成27年11月27日(金)13:30~17:00
会 場 東京大学 農学部 弥生講堂アネックス 

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[粘着研究会]粘着研究会第145回(6月度)例会

日 時 平成27年6月18日(木)13:30~17:00
会 場 愛知工業大学 1号館別館1階G152講義室 

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[粘着研究会]粘着研究会第144回例会

日 時 平成27年5月15日(金)13:30~17:00
会 場 東京大学 農学部 弥生講堂アネックス 

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[粘着研究会]粘着研究会第143回(3月度)例会

日 時 平成27年3月13日(金)13:30~17:00
会 場 東京大学 農学部 弥生講堂アネックス 

講師およびテーマ
13:30~14:30  「2014粘着海外視察団報告」 
                 2014粘着海外視察団団長 東京大学 竹村 彰夫 氏 他
14:30~15:30 「タッチパネルの技術動向と必要な接着技術」
                 株式会社 タッチパネル研究所 開発部長 中谷 健司 氏
15:45~16:45 「高分子の寿命予測の信頼性」 
                 ロンドン大学 深堀 美英 氏

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[粘着研究会]粘着研究会第142回(1月度)例会

日 時 平成27年1月23日(金)13:30~17:00
会 場 大阪市立工業研究所 大講堂    
(〒536-8553 大阪市城東区森之宮1-6-50)

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[粘着研究会]粘着研究会第141回例会

日 時 平成26年11月28日(金)13:30~17:00
会 場 東京大学 農学部 弥生講堂アネックス 

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[粘着研究会]粘着研究会第140回(9月度)例会

日 時 平成26年9月26日(金)13:30~17:00
会 場 東京大学 農学部 1号館8番教室 

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[粘着研究会]粘着研究会第139回(6月度)例会

日 時 平成26年6月19日(木) 13:30~17:00
会 場 大阪市立工業研究所 大講堂

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[粘着研究会]粘着研究会第138回例会

日 時 平成26年5月9日(金)13:30~17:00
会 場 東京大学 農学部 1号館8番教室

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[粘着研究会]産学協同第6期参加申請(2019年4月~)

日 時 1G:「粘着力(タックを含む)の発現機構における材料特性と界面特性の関係」
研究主幹:東京工業大学 物質理工学院 扇澤 敏明 先生
目  的: どのような特性を有する物質が"タック(初期粘着力)"を発生し、粘着剤としてふさわしいかについての指針を得るために、粘着剤の初期変形機構と材料特性および表面・界面特性・挙動との関係を明らかにする。つまり、“べたつき”発現の本質を探るための一助となる研究を行う。さらに、粘着付与剤(タッキファイヤー)の役割についても、明らかにしたい。
研究方法:
タックの発生機構
粘着剤の主成分であるゴム状物質において、初期粘着力(タック)が発生する機構を探るため、ゴムの特性(表面特性、粘弾性など)と被着体物性(表面特性など)、そして、それらの界面特性、さらには、粘着に関連する現象(界面形成(メニスカスの形成など)挙動)との関連性を探る。具体的には、性質の異なる各種ゴム材料について、以下のことを行う。
・ゴム状物質の表面特性、粘弾性(運動性)の測定
・ボールタックなどによる初期粘着力の測定
・各種プローブを用いて原子間力顕微鏡(AFM)によるフォースカーブ測定などから粘着関連特性の評価。また、ゴム状物質に被着体を近づけた場合の初期変形を観察
・上記のデータを基に表面・界面特性と粘弾性特性との関連性の明確化
・モデルの構築により、“べたつき”の本質を探る
タッキファイヤーの役割
 なぜゴム状分子にタッキファイヤーを加えると、“べたつき”が増すのかを明らかにしたい。
 具体的には、以下のことを行う。
 ・ゴム+タッキファイヤー混合系における表面・界面特性、粘弾性(運動性)の測定
 ・タックの発生機構と同様の測定に加えて、タッキファイヤーの偏析の測定
 ・タッキファイヤーの“べたつき”増加効果の解明
主な研究場所:東京工業大学物質理工学院(大岡山)、測定・評価項目によっては各参加企業の該当箇所

2G「物理的アプローチに基づく粘着剤の糸引き挙動の理解とタック」
研究主幹:早稲田大学 理工学術院先進理工学部 物理学科 山崎 義弘 先生
:北海道大学 工学研究院 機械宇宙工学部門 高橋 航圭 先生
目  的:粘着剤の糸引きは剥離という操作に対する粘着剤の直接的な応答であり、糸引き挙動を理解することは剥離強さの要因を特定する上でも重要である。本研究では、テープ剥離の物理的条件(粘着剤の弾性率・厚さ、剥離速度・角度など)に着目して、糸引き挙動の動画観察・画像解析を積極的に取り入れることによって、糸引き挙動と剥離強さに関する一般的な傾向・特徴の抽出を目指す。
研究方法:対象にする粘着剤の系を選定し、粘着テープ試料を作成する。そして、テープ剥離を行い、剥離時における粘着剤の糸引き挙動を観察し、剥離強さの測定を行う。装置としては、
(1) 粘着・皮膜剥離解析装置(協和界面科学・VPA)
(2) オートグラフ(島津・AGI-S)
(3) 顕微鏡(実体・位相差)
(4) 動画撮影(高速度カメラ)・編集環境
などを用いる。特に、μm以上の大きなスケールでの現象に着目し、糸引きの形態について画像解析を行う。糸引き挙動は粘着剤の変形による形態形成であり、パターン形成の物理、非線形動力学、スケーリング、ソフトマターの物理学に基づいた考察により、系の詳細に依らず成立するような関係式の導出を目指すことが物理的アプローチであると考えている。その上で系の違いを議論したい。
主な研究場所:早稲田大学西早稲田キャンパス(東京都新宿区大久保3-4-1)

3G:「粘着性高分子/被着体界面の動的ぬれ特性と初期粘着物性の相関性」
研究主幹:岐阜大学 大学院 自然科学技術研究科 高橋 紳矢 先生
(役割: 研究統括及び高分子の界面化学特性(主にぬれ性)の測定・評価)
目  的:これまでの産学協同研究において、アルキル鎖長の異なるアクリル系粘着剤の表面物性を主に界面化学的見地から評価した結果、非常に低いTgと態変化のないバルク物性に起因した特徴的なぬれ性を示すことが分かってきた。一方、初期粘着力(主にタック)は粘着剤の被着体との界面におけるぬれ拡がり性と系の凝集力から生じる物理変形の二つの因子にほぼ支配されると考えられるが、これらの寄与状況や切り分けを適切に評価するには至っていない。上記を鑑み、引き続き、Ⅵ期は粘着性を有する高分子/被着体界面における動的なぬれ挙動が及ぼす初期粘着力への作用詳細と相関性について検討したい。
研究方法:【動的ぬれ性解析による粘着性界面の評価】 粘着性高分子及びその架橋体、またはタッキファイアーを含有した粘着剤の実組成を試料として合成または調製し、種々の動的ぬれ性解析や補完のクロスチェック解析を行う。この結果を基に以下の粘着性に関わる界面とバルクの相関性を決定する。例えば、非常に疎水性の強いセグメントを導入した粘着剤の接触角のヒステリシスが通常組成の粘着剤のそれと同様に大きな差異を生じるのか(粘着剤成分の配向運動性、親水-疎水スイッチング性を攪乱する)。ある程度ブロック性(規則性)の高い粘着剤の詳細な動的ぬれ性解析、タッキファイアーの相溶性(偏析度)と動的ぬれとの関係性を評価する(付与剤の本質的機能を界面化学的見地から明らかにしたい)。
【初期接着を支配する因子の評価・分類】 粘着性高分子の粘弾性、熱特性などの基本物性を測定・評価しつつ、初期接着過程を短時間接着評価法(各種タック測定)と微小領域の(マイクロ)タックをナノインデンターやSPMにより解析し、接着強さに対する動力学因子(糸曳きのような物理的接着力発現因子も含む)が寄与程度を決定する。引き剥がし粘着力や保持力から、緩和平衡時を仮定した凝集力の大きさも上記の知見を補完するために評価する。
主な研究場所:岐阜大学工学部 化学・生命工学科(岐阜市柳戸1-1)及び同大学機器分析センター
測定・評価項目によっては各参加企業の該当箇所
    ※研究打合せ場所も上記とするが、研究者の利便性から参加企業の会議室等をお借りする場合もある。

4G:「粘着特性の評価と試験・計測・分析結果の信頼性」
研究主幹:明治大学 理工学部機械工学科 宮城 善一 先生
目  的: 前期まで、評価グループでは「曲面接着性の評価」、「多層粘着剤の粘弾性評価」、「粘着剤の寿命推定(短長期の粘着特性)評価法」など、特に粘着特性(濡れ性、粘弾性特性、剥離力などの機械的特性)の信頼性評価に関する協同研究を実施してきた。その間、参加者より粘着製品の実用上の特性評価法と結果の解釈に関する課題が提示され、粘着の化学・物理特性および機械的特性の基礎的な現象解析の必要性が指摘された。
評価グループのこれまでの期の活動において、評価法の役割、位置付を明確にするために評価マップを作製したことは大きな成果の一つである。今期では、現在使用されている試験・分析・評価方法を再度具体的に取り上げ、評価マップを再構成する。この結果を踏まえて、粘着特性の評価のための試験・計測・分析結果の信頼性に関する課題を実用特性との関係を議論しつつ具体的な研究テーマを実施する。
研究方法: 前期までの研究結果を再度考察し評価マップの見直しをする。具体的なテーマは、参加企業からの課題の提示を受けて、共通で実施可能な研究課題を決める。研究を進めるに際に多面的な特性の議論が必要となるので、参加企業には、グループの共通試料を使用して、試験、計測、分析の実施をお願いする。
主な研究場所:明治大学生田キャンパス、駿河台キャンパス
会 場

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