エポキシ研修・実習コース
ヨーロッパでは、継続的に公的なエポキシの研修コースが実施され、技能の伝承と人材育成が行われております。近年は、このような技能研修を国際標準ISOに登録しようという動きもあります。日本接着学会では、産業界で必要とされる接着基盤技術支援の一環として、エポキシ技術および技能の研修を随時実施しております。
エポキシ技術のうちでも、エポキシの反応モニタリングや構造と物性などの基盤・基礎技術の習得を目的とする研修についての要望が高く、エポキシ技術において本邦を先導する、関西大学の先生方にご指導をしていただきます。本年度は、試行研修のため、少人数3名での募集となります。
趣旨
エポキシを素材として用いる企業は多いが、その設計技術者には、反応系の選定や複合化などの
幅広い設計能力が求められる。企業におけるエポキシ設計技術者を対象に、素材選定、反応のモニ
タリング、構造と物性との相関などの基盤技術の習得を目的とする。
対 象 者 日本接着学会会員、企業においてエポキシ設計の実務経験のあるもの。3名程度
講 師 関西大学化学生命工学部 原田美由紀先生による指導
プログラム
1日目 2月26日(金) 13:00~16:00
1-実験前、講義、安全教育
2-実験施設見学
2日目 2月29日(月) 10:00~17:00
1-ガラス板注型による板状硬化物調製
2-硬化追跡の事前準備
3日目 3月1日(火)10:00~17:00
1-エポキシ・アミンのFT-IR測定
2-エポキシ/アミン混合物(未反応)のFT-IR測定
3-板状硬化物のFT-IR測定
4日目 3月2日(水)9:00~17:00
1-KBr塗布法によるFT-IR硬化追跡
2-IRスペクトル解析と反応率算出
5日目 3月3日(木)10:00~17:00
1-硬化追跡IRスペクトルの解析と硬化過程の反応率算出
そ の 他 安全のために、実験における参加者の傷害保険に加入します。
参 加 費 50,000円(5日間受講・消費税含)
定員 3名 (定員となりましたので、締め切りました。来年も企画しておりますのでよろしくお願い申し上げます)
申込締切日 2016年2月12日(金)定員になり次第、締め切らせて頂きます。
申込方法 下記「セミナー申し込みフォームはこちら」からお申込下さい。(定員となり締め切りました)
入金方法 参加費は、下記銀行にお振込下さい。
銀行振込は 三菱東京UFJ銀行難波支店
口座番号 普通3790895
口座名義 日本接着学会事業委員会
*振込手数料につきましては、貴社にてご負担下さいますようお願いいたします。
*一度入金された参加費は返金致しかねますので、あらかじめご了承ください。
参加証について ご入金確認後、参加者本人宛にお送りいたします。
なお、領収書は振込受領書をもってかえさせて頂きます。
連 絡 先 〒556-0005 大阪市浪速区日本橋4丁目2番20号(コア日本橋ビル)
一般社団法人日本接着学会 セミナー係
TEL 06-6634-7561 FAX 06-6634-7563 E-mail: info-hnb@adhesion.or.jp
日 時 | 2月26日(金)13:00~16:00 2月29日(月)10:00~17:00 3月 1日(火)10:00~17:00 3月 2日(水) 9:00~17:00 3月 3日(木)10:00~17:00 |
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会 場 |
関西大学原田研究室 (〒564-8680 大阪府吹田市山手町3丁目3番35号) |