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第25回構造接着シンポジウム

「海外・日本の構造接着技術の現状」
                   主催 (一社)日本接着学会 構造接着研究会
                   協賛 (一社)日本接着学会 関東支部
                      (一社)色材協会
                       日本接着剤工業会
                       エポキシ樹脂技術協会
                   後援  日本包装学会

近年,自動車,航空機,船舶,鉄道車両などに留まらず,広く業界で構造接着の感心が高まっています.その背景には,エネルギー節約に大きく関わる軽量化が関連しています.従来から構造部材は金属が主体ですが,軽量化ためにアルミニウムおよびその合金へ,更にはエンジニアリングプラスチック・強靭な複合材料への置き換えが航空機以外の広い分野に広がりを見せています.その結果,異種材料の接合するために接着工法の活用機会が急速に増えています.
 今回の構造接着シンポジウムでは,自動車,航空機,各種要素技術に加え,日本を取り巻く海外の接着分野の動向を共有化することを目的とし,「海外・日本の構造接着技術の現状」と題して関連するテーマを企画しました.その一環として,欧州において接着分野の主要な研究機関であるFraunhofer Instituteにも,接着分野の動向について講演いただきます.ぜひ,国内外の接着技術動向をご理解いただき,接着接合をさらに活用する端緒にして頂ければと存じます.

9:10~10:10  
「軽量化を支える異種材料接着技術の世界動向」            東京工業大学  佐藤千明 氏

国外における,構造接着技術の技術的動向,研究組織や最近の取組,ならびに構造接着の適用が期待される新たな分野についての展望について講演する.具体的には,自動車車体向けの接着技術の最近の動向,特にドイツにおける異種材接合への接着の適用例を詳しく解説するとともに,構造用接着技術に求められる技術革新と我が国における新たな取組についても言及する.

10:15~11:15
「自動車における構造接着技術」             マツダ株式会社 技術研究所  氷室雄也 氏

車体の接合部に接着剤を適用すると,車体の剛性向上や振動低減に大きな効果があるとともにこれらの性能向上分を構造部材の薄板化や形状簡素化に充てることで,車体の軽量化に寄与することができる.今回,車体接着の技術動向と性能・生産上の課題を説明し,マツダの取り組みを紹介する.

11:20~12:20 
「航空機機体構造と接着技術」                 三菱重工業株式会社  小佐々敏生 氏

民間航空機機体構造における材料の変遷と開発トレンド,特に近年大幅に適用が拡大されてきた炭素繊維複合材の構造組立技術として適用拡大が望まれる接着接合技術の課題等に関し具体的な内容を交えて紹介する.

13:20~14:20 
「インサート材を用いた異種材料のレーザ接合と接合のための金属表面処理」 広島工業大学 日野 実 氏

波長が1µm付近のレーザービームはプラスチックを透過する。その性質をプラスチック―金属などの異種材料接合に応用した新しい接合技術について紹介する。また、接合に適した金属の表面処理についても言及する。

14:25~15:25
「鉛はんだ代替導電性接着剤の応用」                   大阪大学  菅沼 克昭 氏

導電性接着剤は、鉛フリーはんだを代替するばかりでなく、低温プロセスを特徴とし、更に、マトリックスにウレタンなどを用いることで、ウェアラブルデバイスへの用途も見えつつある。特色と期待される展開を紹介する。

15:35~16:35
「DIN 6701―構造から生産への接着接合プロセスのための品質保証」「DIN 6701 - Quality assurance for adhesive bonding processes from construction to production」
Fraunhofer-Institut für Fertigungstechnik und Angewandte Materialforschung (IFAM) Dr.Erick Meiß  氏

      
鉄道車両への接着接合の具体的な例を上げ、DIN6701の品質保証アプローチ、またこの基準適用希望する企業への説明。さらに、その他主要産業向け基準DIN2304との類似点についても論議する。

参加要領
定 員  200名
参加費  会員(協賛団体会員を含む)20,000円(税込) 非会員 25,000円
     構造接着メンバー:1名無料  2人目から10,000円
     *優待券使用出来ます。
申込締切 平成28年10月31日(月)
申込方法 下記の参加申込書を郵送またはFAXにて必ずご送付ください。郵便振替
     もしくは銀行振込にてお支払いをお願い致します(11月7日まで)。
     時間的余裕のない場合は、当日のお支払いで結構です。
申込先  一般社団法人 日本接着学会 構造接着研究会
     〒169-0073 東京都新宿区百人町1-20-3 バラードハイム703
     TEL : 03-3371-5307 FAX : 03-3371-5185
振込先  郵便振替 口座番号 00110-9-707506
          口座名義 : 構造接着委員会 構造接着シンポジウム
     みずほ銀行 新宿新都心支店 : 口座番号 3505910
                   口座名義 構造接着シンポジウム 事務局

日 時 2016年11月15日(火) 9 : 00~16 : 45
会 場 工学院大学 新宿校舎 3F (アーバンテックホール)
1)「軽量化を支える異種材料接着技術の世界動向」(9:10~10:10)
                        東京工業大学 佐藤 千明 氏
2)「自動車における構造接着技術」(10:15~11:15)
                       マツダ株式会社 氷室 雄也 氏
3)「航空機機体構造と接着技術」(11:20~12:20)
                    三菱重工業株式会社 小佐々 敏生 氏
4)「インサート材を用いた異種材料のレーザ接合と接合のための金属表面処理」(13:20~14:20)
                         広島工業大学 日野 実 氏
5)「鉛はんだ代替導電性接着剤の応用」(14:25~15:25)
                         大阪大学 菅沼 克昭  氏
6)「DIN 6701 - Quality assurance for adhesive bonding processes from construction to production」
  (15:35~16:35) Fraunhofer-Institut für Fertigungstechnik und Angewandte Materialforschung (IFAM)
                                Dr.Erick Meiß

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