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粘着研究会第139回(6月度)例会

粘着研究会第139回例会を下記の通り開催いたすことになりました。お繰り合わせの上ご出席くださいますよう御案内申し上げます。

講師およびテーマ
13:30~14:30 「粘着のメカニクス」
          九州大学大学院 工学研究院 機械工学部門 准教授   山口 哲生
 最近,自然界に存在するすぐれた機能にヒントを得て,これまでにない人工物を作ろうという研究が活発に進められている.その中でもヤモリは,易接着・易剥離という点において,粘着の分野に新しい見方を導入しつつある.本講演では,粘着における力学,とくに材料力学に焦点を当て,既存の粘着テープ,ヤモリ,ヤモリ模擬材料における粘着・剥離メカニズムの共通点や相違点などを考察する.また,力学的な観点から,次にどのような方向性が重要であるかを議論する.

14:30~15:30 「光学用粘着剤の開発」   
                  サイデン化学株式会社 開発本部   小川 寛之
 液晶ディスプレイ(LCD)において使用されている光学材料は、応力や変形で複屈折が発生するため光漏れ(ムラ)が起こると考えられている。これまで粘着剤については、低Tgでタック性を有するので困難とされてきた複屈折の精密な測定方法の確立した。さらにこれを用いて複屈折が制御された粘着剤を作成した。その結果複屈折がゼロの粘着剤を使用したLCDが最も光漏れの少ない優れた表示特性を与えることが判明した。

15:30~15:45 「コーヒー・ブレーク」

15:45~16:45 「ソフトマテリアルの力学的性質のスペクトル化」
            兵庫県立大学大学院工学研究科 連携客員教授   浦濱 圭彬
 粘着剤ポリマーの力学的性質のうち、応力緩和、遅延、磁気緩和について、時間分散での測定手法とスペクトル化の計算手法の確立を図ってきた。これは粘着テープの特性が時間に大きく依存するためである。本手法の展開の一環として、粘着研究会第四期産学協同研究に参加した。研究は、粘着剤ポリマーの化学構造、分子量、架橋度、相構造等が力学的性質等に与える影響の解明を目的としている。粘着剤にとって重要な力学的性質のうち、応力緩和スペクトル、遅延スペクトル、DMA、磁気緩和スペクトル、応力-歪曲線の測定と解析を行うことにより、粘着テープ設計の指針を見いだしたい。今回、このスペクトル化の概要について報告する。

16:45~17:00 「質疑応答」

申込方法:メール及びWebからお申込ください。

参 加 費: 粘着研究会会員     無料
      日本接着学会会員    10,000円
      一般          15,000円
      学生          無料
参加費入金方法:下記銀行にお振込下さい。(手数料はご負担ください)
三菱東京UFJ銀行 春日町支店(店番:062)
普通口座
口座番号 1177253
口座名義 粘着研究会

連絡先:〒113-8657 東京都文京区弥生1-1-1
           東京大学大学院農学生命科学研究科
           生物材料科学専攻高分子材料科学研究室内
           粘着研究会
           TEL : 03-5841-5268
            FAX : 03-5841-1304
     e-mail: psa@jcn-knt.jp


日 時 平成26年6月19日(木) 13:30~17:00
会 場 大阪市立工業研究所 大講堂

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