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粘着研究会第141回例会

粘着研究会第141回例会を下記の通り開催いたすことになりました。お繰り合わせの上ご出席くださいますよう御案内申し上げます。

講師およびテーマ
13:30~14:30  「界面現象を分子鎖レベルから見る」
       ~粗視化シミュレーションによる解析~
 (独)産業技術総合研究所 ナノシステム研究部門 主任研究員   森田 裕史
 やわらかい材料における界面(粘着・接着・摩擦)現象は、非常に興味深い。やわらかいものの多くは高分子によって構成されているが、その現象を高分子鎖レベルでみることは、その現象の理解には非常に重要である。しかしながら、実験的にこれらの現象を分子鎖でみることは、ほぼ不可能であり、シミュレーションによる威力が発揮される分野であると考えられる。
本講演では、粗視化シミュレーションを用いて、分子鎖レベルから分子凝集体レベルまでのスケールにおける解析研究を示し、これらの現象における分子鎖の働きについて、議論する。

14:30~15:30 「水系製品の高機能化のためのモノマー・添加剤」
   ソルベイ日華株式会社 応用開発研究部 主席   鶴見 知昭
 粘・接着剤や塗料・インキなどのコーティング材料の水系製品は、含有される乳化剤による性能阻害や、粒子分散系であるが故の作業性・安定性の問題のために、その適用範囲は限定的である。Solvay社の特殊モノマーによる密着性改善や、特殊添加剤による作業性・安定性改善は、それらの問題を解決し水系製品の適用範囲を広げる可能性を有する。今回は、これらのモノマー・添加剤の作用機序や効果について解説する。

15:30~15:45 「コーヒー・ブレーク」

15:45~16:45 「ポリマーブラシ間の相互作用を利用した接着と剥離」
             工学院大学 工学部 応用化学科 准教授   小林 元康
高分子鎖の一端を表面に化学的または物理的に固定化して得られる構造体をポリマーブラシ
という。水酸基やイオン性官能基などの極性官能基を有するポリマーブラシを固定化した基板をわずかな水と共に貼り合わせると水素結合や静電相互作用により接着する。一方、この相互作用を化学的に切断することで剥離することも可能である。このユニークな接着・剥離の繰り返し特性について解説する。

16:45~17:00    「質疑応答」

申込方法:メール及びWebからお申込ください。

参 加 費: 粘着研究会会員     無料
      日本接着学会会員    10,000円
      一般          15,000円
      学生          無料
参加費入金方法:下記銀行にお振込下さい。(手数料はご負担ください)
三菱東京UFJ銀行 春日町支店(店番:062)
普通口座
口座番号 1177253
口座名義 粘着研究会

連絡先:〒113-8657 東京都文京区弥生1-1-1
           東京大学大学院農学生命科学研究科
           生物材料科学専攻高分子材料科学研究室内
           粘着研究会
           TEL : 03-5841-5268
            FAX : 03-5841-1304
     e-mail: psa@jcn-knt.jp


日 時 平成26年11月28日(金)13:30~17:00
会 場 東京大学 農学部 弥生講堂アネックス 

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