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粘着研究会第144回例会

粘着研究会第144回例会を下記の通り開催いたすことになりました。お繰り合わせの上ご出席くださいますよう御案内申し上げます。

講師およびテーマ
13:30~14:30  「環動高分子材料:分子の”滑車とロープ”から生まれる
                             材料とその展開」
        アドバンスト・ソフトマテリアルズ株式会社 代表取締役社長 原 豊
 環動高分子材料は、分子レベルで“滑車とロープ”の機構を持つ日本発の新しい材料技術である。その構造ゆえに分子レベルで応力を分散することができ、柔らかくてかつ復元性の高いユニークな特性の弾性材料が作られる。“滑車とロープ”の構造は一つのユニットを形成しており、他の高分子とも配合することもできるので、粘着剤を含むさまざまな用途での展開が期待できる。環動高分子の基本的な概念とその実用展開をご紹介する。

14:30~15:30 「界面の密着性と力学物性の定量評価法」
              (株)日産アーク デバイス機能解析部   清水 悟史
 二つの物質を接合する際、その密着性を評価することは非常に重要であり、これまで様々な評価方法が提案されてきた。界面での剥離は破壊現象であるため、その定量化には破壊力学を基礎とした評価方法が有効となる。これまで半導体材料における密着性の定量評価法として開発されてきた4PB法やDCB法について測定事例と共に紹介する。さらに、密着性の要因調査の助力となる、界面近傍の力学物性の評価法についても紹介する。

15:30~15:45 「コーヒー・ブレーク」

15:45~16:45 「ナノ厚に加工した高分子超薄膜の不思議
                     ~新規医用材料への挑戦~」
                東海大学工学部応用化学科 准教授   岡村 陽介
我々は、代表的な生分解性高分子であるポリ乳酸やその共重合体からなる高分子超薄膜(膜厚: 数十ナノメートル)を開発した。得られた超薄膜には、ナノ寸法ならではのユニークな特性(高柔軟性・高接着性)が発現し、物理吸着のみで目的界面に貼付可能となる。本講演では、超薄膜の調製法や物性評価、さらには超薄膜のユニークな特性を利用した医用材料への応用戦略(縫合術の代替, 熱傷用感染防止膜, 細胞・生体組織イメージング等)を中心に紹介する。

16:45~17:00    「質疑応答」

申込方法:メール及びWebからお申込ください。

参 加 費: 粘着研究会会員     無料
      日本接着学会会員    10,000円
      一般          15,000円
      学生          無料
参加費入金方法:下記銀行にお振込下さい。(手数料はご負担ください)
三菱東京UFJ銀行 春日町支店(店番:062)
普通口座
口座番号 1177253
口座名義 粘着研究会

連絡先:〒113-8657 東京都文京区弥生1-1-1
           東京大学大学院農学生命科学研究科
           生物材料科学専攻高分子材料科学研究室内
           粘着研究会
           TEL : 03-5841-5268
            FAX : 03-5841-1304
     e-mail: psa@jcn-knt.jp

日 時 平成27年5月15日(金)13:30~17:00
会 場 東京大学 農学部 弥生講堂アネックス 

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