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粘着研究会第145回(6月度)例会

粘着研究会第145回例会を下記の通り開催いたすことになりました。お繰り合わせの上ご出席くださいますよう御案内申し上げます。

講師およびテーマ
13:30~14:30  「無機系材料の樹脂に対する接着・離型制御」
    一般財団法人ファインセラミックスセンター 材料技術研究所   北岡  諭
 樹脂に対する型部材の離型性を向上させるには、i)型部材表面の化学的性質を樹脂に合わせ、樹脂接着活性点として作用する表面水酸基のイオン化を抑制すること【活性点の不動態化】、ii)型材料表面を疎水性にして表面水酸基の数を少なくすること【活性点数の削減】が考えられる。本講演では、これらの二つの観点から、高離型性と防汚性を同時に発現させる材料設計について紹介する。また、その反対に、高温の水蒸気を用いて部材表面を改質し、樹脂に対する接着を促進させる新たな取り組みについて、炭素繊維を例にあげて紹介する。

14:30~15:30 「二次元相関分光法による工業材料のin-situ解析」
                      元:日東電工(株)   河辺 雅義
FT-IRに代表される赤外分析法は、各種機器分析原理の中でも歴史が古い分析手法の一つである。現在、FT-IR分析ではバルク分析から表面分析まで各種の分析・解析手法が開発され、産業界において幅広く利用されている。一般化二次元相関分光法は様々な外部刺激に対する分光スペクトル変化を解析する手法であり、難易度は高いが従来の分析手法では得ることができなかった情報を引き出すことができる。そこで、FT-IRを用いた二次元相関分光法を工業材料解析に適用した事例を少し紹介する。

15:30~15:45 「コーヒー・ブレーク」

15:45~16:45 「細胞接着制御に寄与する高分子表面の凝集構造と熱運動特性」
        九州大学大学院 工学研究院 応用化学部門 准教授  松野 寿生
 超高齢化社会の到来に伴い、医療現場等で使用される生体材料(細胞やタンパク質など生体成分との接触下で使用される材料)のさらなる高度化が求められている。本講演では、水環境下における高分子表面の凝集構造および熱運動性が、材料近傍の水分子の凝集状態、ひいては、細胞接着忌避特性に及ぼす効果について述べる。また、汎用性高分子対する細胞接着を促進する新規表面改質法について紹介する。

16:45~17:00    「質疑応答」

申込方法:メール及びWebからお申込ください。

参 加 費: 粘着研究会会員     無料
      日本接着学会会員    10,000円
      一般          15,000円
      学生          無料
参加費入金方法:下記銀行にお振込下さい。(手数料はご負担ください)
三菱東京UFJ銀行 春日町支店(店番:062)
普通口座
口座番号 1177253
口座名義 粘着研究会

連絡先:〒113-8657 東京都文京区弥生1-1-1
           東京大学大学院農学生命科学研究科
           生物材料科学専攻高分子材料科学研究室内
           粘着研究会
           TEL : 03-5841-5268
            FAX : 03-5841-1304
             e-mail: psa@jcn-knt.jp

日 時 平成27年6月18日(木)13:30~17:00
会 場 愛知工業大学 1号館別館1階G152講義室 

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