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粘着研究会第148回(1月度)例会

粘着研究会第148回例会を下記の通り開催いたすことになりました。お繰り合わせの上ご出席くださいますよう御案内申し上げます。

講師およびテーマ
13:30~14:30 「X線散乱法による熱可塑性エラストマーの構造と物性に関する研究」
                   京都工芸繊維大学大学院 教授   桜井 伸一
 ハードセグメントとソフトセグメントからなる熱可塑性エラストマーのナノ構造を2次元小角X線散乱(SAXS)測定によって解析し、エラストマー特性との相関を研究した結果について講演する。また、そのために特に重要な実験手法である引張試験と2次元SAXSの同時測定をシンクロトロン放射光施設で行っているが、これについても解説する。

14:30~15:30 「SIS/タッキファイヤブレンド系の力学的性質」
              兵庫県立大学大学院工学研究科 連携客員教授   浦濱 圭彬
粘着研究会第四期産学協同研究第1グループでは、BA/AA系およびSIS/タッキファイヤ系粘着剤ポリマーの力学的性質、特に応力緩和、遅延、磁気緩和のスペクトル化を図ってきた。これは粘着テープの特性が時間に大きく依存するためである。遅延スペクトルを求めるためのクリープ測定は粘着三要素の内で、唯一長時間領域の特性を評価する手法であり、粘着テープの実用性能と大きく関係している。今回、SISに分子量の異なるC5系タッキファイヤを配合することにより、タッキファイヤの分子量が遅延スペクトルのどの時間領域に影響を与えるか(どの時間領域で変形速度が上がるか)を解明した。このことによりタックやダイカット性に優れた粘着剤の設計が可能になると思われる。

15:30~15:45 「コーヒー・ブレーク」

15:45~16:45 「プローブタック試験の一工夫による粘着性発現メカニズムの解明」
                  大阪工業大学工学部応用化学科 教授 中村 吉伸
 タックは,本来粘着剤が軽い力で短時間に濡れ広がる性能であるが,これを引き剥がしの力で評価している点が問題で,この結果,粘着強さと同様に界面の密着性と粘着剤の凝集力の2つの因子の影響を受ける。プローブタック試験で,逆にこれを利用した,あるいは1つの因子を取り出す工夫で汎用の粘着剤である架橋P(BA-AA)と架橋P(2EHA-AA)の濡れ性の違いを評価した結果を中心に,われわれの最近の研究を紹介する。

16:45~17:00 「質疑応答」

申込方法:メール及びWebからお申込ください。

参 加 費: 粘着研究会会員     無料
      日本接着学会会員    10,000円
      一般          15,000円
      学生          無料
参加費入金方法:下記銀行にお振込下さい。(手数料はご負担ください)
三菱東京UFJ銀行 春日町支店(店番:062)
普通口座
口座番号 1177253

日 時 平成28年1月29日(金) 午後1時半~5時
会 場 大阪市立工業研究所 小講堂

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