年会・セミナー情報 詳細

粘着研究会第151回(7月度)例会

粘着研究会第151回例会を下記の通り開催いたすことになりました。お繰り合わせの上ご出席くださいますよう御案内申し上げます。

講師およびテーマ
13:30~14:30 産学協同研究第Ⅳ期報告 第1グループ
       「クリープコンプライアンスによるプローブタック挙動の解明」
             兵庫県立大学大学院工学研究科 連携客員教授   浦濱 圭彬
 粘着研究会第四期産学協同研究第1グループでは、BA/AA系およびSIS/タッキファイヤ系粘着剤ポリマーの粘着三要素の測定・評価と力学的性質、特にクリープコンプライアンスおよび遅延スペクトルの測定・解析を行ってきた。これは粘着テープの特性が時間に大きく依存するためである。
クリープ測定は粘着三要素の内で、唯一長時間領域の特性を評価する手法であり、またその遅延弾性率(クリープコンプライアンス)は累積変形量から求まる値であり、粘着テープの実用性能と大きく関係している。今回、粘着剤の分子量/分子量分布やタッキファイヤの分子量がクリープ現象のどの時間領域に影響を与えるかが明らかになり、プローブタック挙動(タック値や接触時間依存性)を解明することが出来た。

14:30~15:30 「界面制御されたナノ粒子による有機無機ハイブリッドの創成」
                   京都工芸繊維大学 分子化学系   松川 公洋
 有機無機ハイブリッドは、本来、混じり合わないナノサイズの無機物と有機ポリマーを均一分散することで作製できる。そのためには、無機物の表面処理することで、ポリマーとの界面を制御することが重要である。我々は、金属酸化物ナノ粒子の表面を化学修飾した安定な分散体の作製に成功している。本講演では、それらを用いた有機ポリマーとの高屈折率有機無機ハイブリッドの創成について紹介する。

15:30~15:45 「コーヒー・ブレーク」

15:45~16:45 「天然ゴムの伸長結晶化における新概念」
                    京都大学 化学研究所 准教授   登坂 雅聡
 高分子に伸長を与えると結晶化が大幅に加速されるが、その事を定量的に説明出来る理論はまだ確立されていない。我々は、天然ゴムの伸長結晶化について延伸倍率と結晶化速度の関係を実験的に求め、理論による予想との比較を行った。その結果、従来考慮されていたエントロピー変化だけでは結晶化の加速を説明するには不十分であり、表面自由エネルギーの低いバンドル核形成が結晶化加速の主要因である事を示した。

16:45~17:00 「質疑応答」

申込方法:メール及びWebからお申込ください。

参 加 費: 粘着研究会会員     無料
      日本接着学会会員    10,000円
      一般          15,000円
      学生          無料
参加費入金方法:下記銀行にお振込下さい。(手数料はご負担ください)
三菱東京UFJ銀行 春日町支店(店番:062)
普通口座
口座番号 1177253

日 時 平成28年7月15日(金) 13:30~17:00
会 場 大阪市立工業研究所 小講堂

セミナー情報