年会・セミナー情報 詳細

粘着研究会第163回(9月度)例会

謹啓 時下益々ご清栄の段、お慶び申し上げます。平素、当研究会の運営に当たりましていろいろご協力、ご高配を賜り厚く御礼申し上げます。
 さて、粘着研究会第163回例会を下記の通り開催いたすことになりました。お繰り合わせの上ご出席くださいますよう御案内申し上げます。敬具

プログラム
講師およびテーマ
13:30~14:30「半屈曲性高分子溶液のレオロジー:セルロース誘導体からナノファイバーまで」
                大阪大学 大学院理学研究科 高分子科学専攻 井上 正志 氏
 半屈曲性高分子溶液の粘弾性やダイナミクスは,測定上の課題もありよく調べられていない.屈曲性高分子では,セグメントの配向で粘弾性が記述できるが,半屈曲性高分子では配向に加えて,曲げと伸張モードが寄与する.さらに,濃厚溶液でからみ合い長さがKuhn長より短くなる緻密からみ合い系が出現する.最近,測定に適した系が見つかったので,その結果を紹介する.また,この研究の応用として,セルロースナノファイバー溶液の粘弾性についても紹介する.

14:30~15:30「高分子の伸長結晶化による『ナノ配向結晶』生成と高性能化」
                 広島大学 総合科学研究科 彦坂 正道 氏 岡田 聖香 氏
 我々は、ポリプロピレンやポリエチレンテレフタレート等の過冷却融液を伸長結晶化することにより、新形態の「ナノ配向結晶(Nano-oriented crystals; NOC)」が生成することを発見した。NOCは、従来構造・形態である折りたたみ鎖結晶(Folded chain crystals; FCC)とは異なり、単結晶的なナノ結晶(Nano crystal; NC)が配向した構造・形態である。NOCは従来構造物と比べて高強度・高耐熱性・高透明性など高性能を示した。

15:30~15:45 「コーヒー・ブレーク」

15:45~16:45「様々な材料に良好に接着するポリオレフィン樹脂水性分散体」
                        ユニチカ株式会社樹脂事業部 志波 賢人 氏
 ポリエチレン(PE)やポリプロピレン(PP)に代表されるポリオレフィン材料はその表面自由エネルギーが低いため、濡れ性、接着性に難点がある。我々は、ポリオレフィン材料に対する接着性に優れた水性分散体「アローベース」を開発した。これは、界面活性剤を一切、用いることなくポリオレフィン樹脂を水性媒体中に微細かつ安定に分散したものである。本講演では得られる塗膜の特長、および代表的な用途例を紹介する。

参加申込はメールまたはWebでお申し込み下さい。
 参加費 : 粘着研究会会員      無料
       日本接着学会会員   15,000円
       一般         20,000円
       学生           無料
参加費入金方法:下記銀行にお振込下さい。(手数料はご負担ください)
三菱東京UFJ銀行 春日町支店(店番:062)
普通口座 口座番号:1177253
     口座名:ネンチヤクケンキユウカイ ハタノ ヤスノリ

連絡先:〒113-8657 東京都文京区弥生1-1-1
  東京大学 大学院農学生命科学研究科 生物材料科学専攻 生物素材科学研究室内
  日本接着学会粘着研究会 TEL :03-5841-5241
  E-mail: psa@adhesion-psa.sakura.ne.jp

日 時 2018年9月28日(金)13時30分~16時45分
会 場 大阪産業技術研究所 (森之宮センター)
JR大阪環状線(北口)または⼤阪市営地下鉄中央線・長堀鶴見緑地線森ノ宮駅(4番出口)下車。中央大通を東に約350m(徒歩約5分)、「森ノ宮公団住宅前」を左折し北に約350m(徒歩約5分)。http://www.omtri.or.jp/map/

13:30~14:30「半屈曲性高分子溶液のレオロジー:セルロース誘導体からナノファイバーまで」
                        大阪大学 大学院理学研究科 井上 正志 氏
14:30~15:30「高分子の伸長結晶化による『ナノ配向結晶』生成と高性能化」
                  広島大学総合科学研究科 彦坂 正道 氏 岡田 聖香 氏
15:45~16:45「様々な材料に良好に接着するポリオレフィン樹脂水性分散体」
                        ユニチカ株式会社樹脂事業部 志波 賢人 氏

セミナー情報