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粘着研究会第173回(12月度)例会

謹啓 時下益々ご清栄の段、お慶び申し上げます。平素、当研究会の運営に当たりましていろいろご協力、ご高配を賜り厚く御礼申し上げます。

新型コロナウイルス感染が収束傾向ではありますが、第173回の例会もオンラインセミナーとさせて頂きます。
参加者の皆様の安全と感染拡大の防止を考慮しての判断となりましたこと、何卒ご理解頂きたくご協力の程お願い申し上げます。                                               敬具

13:00~13:50 ゴムと樹脂を分子レベルで結び付けた新規ポリマー「SUSYMTM(サシム)」
                      株式会社ブリヂストン 先端技術担当 フェロー 会田 昭二郎 氏
 SUSYM(サシム)は、㈱ブリヂストンが独自の合成技術で創り出した世界初のポリマーです。ゴムのしなやかさと樹脂の強さを両立しながら、(1)穴が開きにくい(耐突き刺し性)、(2)治る(再生・修復性)、(3)低温でも強い(低温耐衝撃性)など、既存の材料では得ることができない特異的な性質を自在に引き出すことができます。タイヤ以外の様々な分野への適用が可能と考えており、広く開発のヒントとなるような基本的な特徴を紹介いたします。

14:00~14:50 バイオ由来化合物“β-ファルネセン”を活用した新規エラストマーの開発と粘接着剤への応用
          株式会社 クラレ エラストマー事業部 品質・商品開発部 開発グループリーダー 平田 恵 氏
 当社ではサトウキビから発酵技術によって得られる“β-ファルネセン”をリビングアニオン重合に適した純度まで精製する技術、および分子量数万の重合体である液状ファルネセンゴム、水添スチレン‐ファルネセン共重合体(「セプトン」BIO-シリーズ)の合成技術を確立した。これらの新規ポリマーは独自の構造を有しており、イソプレンやブタジエンなどの汎用モノマーをベースにした従来の液状ゴムやスチレン系エラストマーとは異なる特長を示す。本講演ではバイオ由来化合物“β-ファルネセン”を活用した新規エラストマーの開発と粘接着剤への応用について説明する。

15:00~15:50 極性ー非極性オレフィンの共重合による機能性ポリマーの創製
              国立研究開発法人 理化学研究所 環境資源科学研究センター 侯 召民 (D.Eng.) 氏
 極性オレフィンと非極性オレフィンとの精密共重合は、新奇な機能性ポリマーの創成につながることが期待されているが、既存の触媒では実現困難である。本講演では、演者らが開発した新規希土類触媒を用いた極性オレフィンと非極性オレフィンとの精密共重合や、それによって得られた新規共重合体の自己修復性能や形状記憶性能などについて紹介する。

16:00~16:50 新規相溶化剤[iPP-PAA]による未来材料の創成
                       金沢工業大学 革新複合材料研究開発センター 附木 貴行 氏
 リサイクル性や成形加工性の高い熱可塑性樹脂を用いた繊維強化複合プラスチック(FRP)の研究が進められている。本講演ではポリプロピレン(PP)を母材とし、相溶化剤としてPP系アイオノマーを選択し、繊維と樹脂の界面接着性を評価した。疎水性連鎖の両端に親水性連鎖を有するトリブロック構造体の分子量を自由に変化させることができるアイソタクチックポリプロピレンポリアクリル酸共重合体(iPP-PAA)を用いた。実際に相溶化剤を添加させることでFRPの界面接着性が向上する。今までとは異なる接着メカニズムについて既存の相溶化剤と比較し考察を踏まえ、炭素繊維やバイオマス繊維について紹介する。

参加申込はメールまたはWebでお申し込み下さい。締切は11月27日(金)です。
 参加費 : 粘着研究会会員      無料
       日本接着学会会員   15,000円
       一般         20,000円
       学生           無料
参加費入金方法:下記銀行にお振込下さい。(手数料はご負担ください)
三菱東京UFJ銀行 春日町支店(店番:062)
普通口座 口座番号:1177253
     口座名:ネンチヤクケンキユウカイ

連絡先:〒113-8657 東京都文京区弥生1-1-1
  東京大学 大学院農学生命科学研究科 生物材料科学専攻 生物素材科学研究室内
  日本接着学会粘着研究会 TEL :03-5841-5241
   E-mail: psa@adhesion-psa.sakura.ne.jp

*本セミナーの録画・録音および資料の転用は固くお断りいたします。

日 時 2020年12月4日(金)13:00~17:00
会 場 オンラインセミナー
13:00~13:50 ゴムと樹脂を分子レベルで結び付けた新規ポリマー「SUSYMTM(サシム)」
               株式会社ブリヂストン 先端技術担当フェロー 会田 昭二郎 氏
14:00~14:50 バイオ由来化合物“β-ファルネセン”を活用した新規エラストマーの開発と
            粘接着剤への応用 株式会社クラレ エラストマー事業部 平田 恵 氏
15:00~15:50 極性ー非極性オレフィンの共重合による機能性ポリマーの創製
                    国立研究開発法人理化学研究所 侯 召民 (D.Eng.) 氏
16:00~16:50 新規相溶化剤[iPP-PAA]による未来材料の創成
                金沢工業大学 革新複合材料研究開発センター 附木 貴行 氏

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