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粘着研究会第175回(3月度)例会

謹啓 時下益々ご清栄の段、お慶び申し上げます。平素、当研究会の運営に当たりましていろいろご協力、ご高配を賜り厚く御礼申し上げます。

新型コロナウイルス感染の影響により、第175回の例会もオンラインセミナーとさせて頂きます。
参加者の皆様の安全と感染拡大の防止を考慮しての判断となりましたこと、何卒ご理解頂きたくご協力の程お願い申し上げます。                                               敬具

13:00~13:50 「側鎖結晶性粘着剤の精密構造解析と粘着付与剤の効果」 
                            山形大学 大学院有機材料システム研究科 松葉 豪 氏
 側鎖が結晶性を持つ感温性粘着剤に対して,X線散乱やAFM測定などを用いて精密解析を行い,結晶性や表面構造を評価した.中でも粘着付与剤(タッキファイヤ)の構造に及ぼす影響について着目し,解析を行った.まずAFM測定により,粘着付与剤の濃度が高くなるにつれて,表面に比較的硬質な相が析出することを示した.また,放射光X線散乱測定を利用から,結晶性の側鎖の温度によるモルフォロジー変化や粘着付与剤の影響を明らかにした.

14:00~14:50 「フレキシブルディスプレイにおける積層体の粘着モデルの研究とその応用」
(Adhesion Modeling and its Application on Multi-layered Coatings for Flexible Display.) 
                              ダウ・東レ株式会社 研究開発部門 津田 武明 氏
 Original experimental and computational models for PSAs for flexible displays have been studied to clarify the property target for the PSA development. Possible defects in the devices, crack formation, delamination, and residual strain were addressed by a new theory, “Multiple-Neutral-Plane Phenomena”, with an originally developed software using Vector Finite Element Method. Peel adhesion values were found to be correlated with tanδ from DMA multiplied by tensile modulus from stress-strain curves, which offered a prediction equation for peel strength. The study has enabled a PSA material producer to develop PSAs for the application.

15:00~15:50 「AFMを活用したエラストマーの動的粘弾性挙動解析」 
                                  東京工業大学 物質理工学院 中嶋 健 氏
 原子間力顕微鏡(AFM)はエラストマーなどの高分子材料に対して、ヤング率像の高解像取得などのナノスケール力学物性計測に応用することができる。我々の研究室ではその手法を更に深化し、貯蔵弾性率や損失正接などの動的粘弾性情報を広周波数帯域でマッピングできる技術を開発している。当日は、その新手法を用いて、エラストマーやそのナノコンポジットなどに関して得た知見について紹介する。

16:00~16:50 「高い伸縮性を備えたアクリルエラストマーとその応用展開」
                            大阪有機化学工業株式会社 事業開発室 赤石 良一 氏
 次世代へ向けた新規材料開発のため、当社のアクリル酸エステルの特性を深耕し、高い伸縮性を備えたアクリルエラストマーを設計、開発した。これらは配線保護膜、基材、誘電層としての利用が期待される。また、これらエラストマーと導電性材料を組合せ、伸縮性導電材料へと展開した。更に開発を進める上で、ストレッチャブルデバイスや5G等の分野で、予想される異種材料との接着性改善についても検討を進めている。本講演では、これら詳細について紹介する。

参加申込はメールまたはWebでお申し込み下さい。締切は3月5日(金)です。
 参加費 : 粘着研究会会員      無料
       日本接着学会会員   15,000円
       一般         20,000円
       学生           無料
参加費入金方法:下記銀行にお振込下さい。(手数料はご負担ください)
三菱東京UFJ銀行 春日町支店(店番:062)
普通口座 口座番号:1177253
     口座名:ネンチヤクケンキユウカイ

連絡先:〒113-8657 東京都文京区弥生1-1-1
  東京大学 大学院農学生命科学研究科 生物材料科学専攻 生物素材科学研究室内
  日本接着学会粘着研究会 TEL :03-5841-5241
   E-mail: psa@adhesion-psa.sakura.ne.jp

*本セミナーの録画・録音および資料の転用は固くお断りいたします。

日 時 2021年3月12日(金)13:00~17:00
会 場 オンラインセミナー
13:00~13:50 側鎖結晶性粘着剤の精密構造解析と粘着付与剤の効果 
                    山形大学 大学院有機材料システム研究科 松葉 豪 氏
14:00~14:50 フレキシブルディスプレイにおける積層体の粘着モデルの研究とその応用
                      ダウ・東レ株式会社 研究開発部門 津田 武明 氏
15:00~15:50 AFMを活用したエラストマーの動的粘弾性挙動解析 
                          東京工業大学 物質理工学院 中嶋 健 氏
16:00~16:50 高い伸縮性を備えたアクリルエラストマーとその応用展開
                    大阪有機化学工業株式会社 事業開発室 赤石 良一 氏

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