年会・セミナー情報 詳細

次世代接着材料研究会PartⅣ第3回例会

テーマ「自己修復材料」
 高分子材料は、軽量・成型性・機能性付与等から多岐の分野に使用され、我々の生活に欠かせない材料となっていますが、接着剤を含めクラック等の損傷が生じた場合は、廃棄するしかない現状があります。今回取り上げた“自己修復材料”は、クラック・傷等の損傷を自己修復して、高分子材料の高寿命化が期待されている技術であり、廃棄物の削減にもつながります。米国では修理が困難な宇宙・医療用途に応用が検討され、日本では自動車塗料に展開されています。我々の接着用途への展開も期待できる技術と考え本例会を企画しました。

プログラム 
  
13:15~13:20 開会の挨拶         次世代接着材料研究会委員長/サンスター技研㈱ 奥野 辰弥氏

13:20~14:20 1.「動的結合を利用した修復性高分子-修復性向上のための分子運動性制御-」
                               東京大学 生産技術研究所 吉江 尚子氏
動的結合を利用した修復性高分子材料では、動的結合の切断と再結合が破壊と修復に対応する。しかし、一般的な固相反応と同様に、固体材料中における動的結合の再生は容易ではない。適切な動的結合と分子構造を選択すれば、ゲルやエラストマーのような柔軟な材料では比較的修復しやすいが、分子運動性の低下とともに修復が進み難くなる。つまり、修復性と材料強度の両立に課題が残されている。本講演では、分子運動性制御による修復性と材料強度の両立のための取組について紹介したい。

14:20~15:20 2.「ポリウレタン技術を用いた自動車塗料用の自己修復性クリアコート」
                                住化バイエルウレタン㈱ 重森 友和氏
自動車のクリヤー塗装に要求される性能としては、従来から求められていた高外観、耐酸性以外に、昨今は耐擦り傷性が求められている。ポリウレタン塗料の特徴は、①低温硬化性があり②高外観③優れた耐久性が挙げられるが、原材料の選択肢が多く、塗膜設計の自由度が高いことがその汎用性を高めており、耐擦り傷塗料用原材料としても適している。本講演では、動的粘弾性測定を用いた塗膜解析、ポリウレタン特有の水素結合力の解析を基に、ポリマーの形状記憶に関するポリウレタン技術にいて発表する。

15:20~15:35 休憩

15:35~16:35 3.「環動高分子の基礎と自己修復性材料への応用」    東京大学大学院  伊藤 耕三氏
 架橋点が自由に動く環動高分子は、次世代の高分子材料として大きな注目を集めている。環動高分子には通常の高分子材料にはない環状分子が存在 し、それが環動高分子特有の構造や物性、機能を支配することが明らかになりつつある。本講演では、環動高分子に機能をもたらす基礎的な原理に ついて分かりやすく解説するとともに、最近話題となっている自己修復性材料としての応用について紹介する。

研究会会員は下記「セミナー申し込みフォームはこちら」の「研究会会員」のボタンをクリックして下さい。
まだ、研究会にご登録されていない方は、「法人会員」、「個人会員」、「非会員」のいずれかの
ボタンをクリックして順次お進み下さい。

【年会費】
 法人会員          年額 60,000円(消費税込)
 法人非会員         年額 100,000円(消費税込)
 個人正会員 企業      年額 30,000円(消費税込)
 個人正会員 大学・公共機関 年額 10,000円(消費税込)
 個人非会員         年額 50,000円(消費税込)

  とし、原則として一括払いとする。
  なお、法人会員(特別・維持・賛助)からの本会「催し物特別優待券」を使用してのお申込の場合は、
  1社(1事業所)1枚につき半額とさせて頂きますので申込書に添付の上お申込下さい。
  また、個人正会員(企業)としてお申込の場合は「催し物特別優待券」の使用は出来ません。

詳しくは事務局までお問い合せ下さい。
事務局:info-hnb@adhesion.or.jp
 

日 時 2012年11月15日(木)
会 場 代々木研修室4F大会議室
東京都渋谷区代々木1-29-5 国際英語学校代々木教会ビル
TEL 03-3375-6671
http://www.e-kaigi.jp/

セミナー情報