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次世代接着材料研究会PartⅣ第6回例会

テーマ「環境材料技術」
 次世代接着材料研究会では、従来から環境材料技術としてグリーンケミストリー・易解体接着等の技術を話題提供してきました。今回はシーズを中心にスイッチ機能を有する新たな接着技術、天然素材からの新規接着剤開発と生体適合性、素材のリサイクル技術等、環境に配慮した講演を頂くことにより、低炭素社会・循環型社会の構築への環境技術を取り込んだ接着剤の開発に役立つと考え講演会を企画しました。

【プログラム】

13:25~13:30 委員長挨拶      (サンスター技研㈱) 奥野 辰弥氏

13:30~14:30(1時間)
1.「ケミカルリサイクル可能な高分子材料としてのアセタール結合含有ポリマーの開発」
                             福井大学大学院工学研究科 橋本  保氏
分解してリサイクルが可能な高分子材料として,分子構造中にアセタール結合単位を導入したポリウレタン材料とエポキシ樹脂を開発した。アセタール結合を有する原料ポリオールを用いて合成したポリウレタンは,従来の汎用ポリウレタン材料と同等の性質や性能を有し,かつ酸の作用により室温で化学分解してポリオール原料を高純度で生成した。また,アセタール結合を有するエポキシ樹脂は同様に酸分解性を有し,複合材料である炭素繊維強化プラスチック(CFRP)の作製に利用でき,得られたCFRP中の樹脂は酸の作用により室温で分解,除去され,炭素繊維がほぼ100%再生されることがわかった。

14:30~15:30 (1時間)
2.「植物由来強力接着剤の医療分野への応用」
             九州工業大学若手研究者フロンティア研究アカデミー 金子 大作氏
演者ら植物由来で且つ様々な工業用基板へ超強力な接着力を持つ接着剤の創製に成功した。触媒にはアパタイトを用い、ワンポット・ツーステップの非常にシンプルな重合方法を採用し、原料・プロセス・目的物質など全てに於いて環境・人体への優しさにこだわった。結果、歯髄細胞など最も刺激に敏感な幹細胞にさえも安全であるという事が確認された。本講演ではこの接着剤を医療分野への応用に対する展望に焦点を絞って報告する。

15:45~16:45 (1時間)
3.「接着・剥離の光スイッチング技術」
                            大阪大学大学院理学研究科 山口 浩靖氏
光照射により分子の形が変わる「ゲスト分子」と、そのゲスト分子と結合する「ホスト分子」をそれぞれ別々の高分子材料に導入して、これらの材料がホスト-ゲスト相互作用の強さに応じて特異的に接着し、紫外線を照射すると離れ、可視光線を照射すると再接着する材料集積システムを開発した。光照射で材料の集積をOn/Offスイッチ制御できるシステムを構築するとともに、光照射によって接着する相手が入れ替わる新規接着スイッチング法を開発することにも成功した。

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【年会費】(PartⅣ第5回例会~第8回例会、計4回分)
 法人会員            年額 60,000円(消費税込)(優待券使用の場合は半額)
 法人非会員          年額 100,000円(消費税込)
 個人正会員 企業      年額 30,000円(消費税込)
 個人正会員 大学・公共機関 年額 10,000円(消費税込)
 個人非会員          年額 50,000円(消費税込)
 
  とし、原則として一括払いとする。
  なお、法人会員(特別・維持・賛助)からの本会「催し物特別優待券」を使用してのお申込の場合は、
  1社(1事業所)1枚につき半額とさせて頂きますので申込書に添付の上お申込下さい。
  また、個人正会員(企業)としてお申込の場合は「催し物特別優待券」の使用は出来ません。

詳しくは事務局までお問い合せ下さい。
事務局:info-hnb@adhesion.or.jp

日 時 2013年9月24日(火)13:25~16:45
会 場 大阪市立工業研究所 小講堂
〒536-8553 大阪市城東区森之宮1丁目6番50号
TEL 06-6963-8011 http://www.omtri.or.jp/

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