次世代接着材料研究会PartⅤ 第6回例会
テーマ「カーボンナノ材料の新展開」
カーボンナノ材料は、その無限の可能性から次の産業革命を引き起こす素材として期待されています。
しかしながら、透明導電フィルム等の実用事例もでてきていますが、その分散の難しさから展開が
限定されているケースもあり、本格的に普及するに至っていない状況があります。
本例会では、カーボンナノ材料の新展開と題して、各分野でご活躍されている先生方に講演を頂くことになりました。
13:25~13:30 委員長挨拶 奥野 辰弥氏(サンスター技研(株))
13:30~14:30(1時間)
1.カーボン・無機材料充填高分子複合材料の基礎研究と最新成形加工技術
伊藤 浩志氏(山形大学)
ナノカーボンとして、グラフィンやCNT等の無機材料を利用した高分子複合材料の最新動向と特
に自動車部材への適用を意識した成形加工技術について紹介する。
14:30~15:30 (1時間)
2.ナノカーボン材料を用いたポリマー系複合材料の微視構造設計と特性評価
真田 和昭氏(富山県立大学)
ポリマー系複合材料の用途は、電気・電子機器,航空宇宙,自動車等幅広い分野に拡大しており、
優れた力学特性,機能性を有するポリマー系複合材料の開発が要望されている。本講演では、ナノカ
ーボン材料によるポリマー系複合材料の高性能化を実現するための数値シミュレーションを活用した
微視構造設計と特性評価の事例について紹介する。
15:45~16:45 (1時間)
3. スーパーグロース単層CNTを用いた集積化マイクロキャパシタの応用開発
小橋 和文氏(産業技術総合研究所)
キャパシタ電極材料として有望な、スーパーグロース法で作製した高純度で比表面積の大きい単層
CNTを用いて、リソグラフィーによるCNT膜電極微細加工技術と電極隔離技術を開発し、超小型で集
積化されたキャパシタを開発した。この集積化マイクロキャパシタは、アルミ電解コンデンサと同等
な性能(作動電圧4V,静電容量30μF,充放電速度(緩和定数)数ms)を持ちながら体積が1/1000で
アルミ電解コンデンサの代替,電子機器の軽薄小型化,超小型電子機器の電源への応用が期待される。
【申込方法】
研究会会員は下記「セミナーお申し込みフォームはこちら」から「研究会会員」を
クリックして頂き順次ご入力の上、8月25日(火)までにお申込み頂きたくお願い申し上げます。
なお、まだ研究会にご登録されていない方は、「PARTⅤ後期 開催のご案内 次世代の高性能・高機能性接着」
http://www.adhesion.or.jp/seminar/seminar_detail/7/4/15/
からご入会の上、下記「セミナー申し込みフォームはこちら」からお申し込み下さい。
【年会費】
法人会員 年額 60,000円(消費税込)(優待券使用の場合は半額)
法人非会員 年額 100,000円(消費税込)
個人正会員 企業 年額 30,000円(消費税込)
個人正会員 大学・公共機関 年額 10,000円(消費税込)
個人非会員 年額 50,000円(消費税込)
とし、原則として一括払いとする。
なお、法人会員(特別・維持・賛助)からの本会「催し物特別優待券」を使用してのお申込の場合は、
1社(1事業所)1枚につき半額とさせて頂きますので申込書に添付の上お申込下さい。
また、個人正会員(企業)としてお申込の場合は「催し物特別優待券」の使用は出来ません。
詳しくは、日本接着学会事務局までお問い合せ下さい。
事務局:info-hnb@adhesion.or.jp
日 時 | 2015年9月4日(金)13:25~16:45 |
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会 場 |
大阪市立工業研究所4階 小講堂 〒536-8553 大阪市城東区森之宮1丁目6番50号 http://www.omtri.or.jp/ |