年会・セミナー情報 詳細

接着界面科学研究会PartⅤ前期開催のご案内

本研究会は、接着および粘着現象・表面・界面の研究の進歩・発展を目指し2008年5月に発足致しました。お陰様で活動趣旨に賛同いただき、現在法人会員13社、個人会員12名で活発な研究会活動を行っております。活動の概要としまして従来型の講演会に止まらず,気鋭の研究者に発想の原点や哲学から現在までを語っていただく独演会(ロングラン講演)や見学会を開催致しております。さらに、分科会(当初は、1)表面・界面の構造と物性(例:表面・界面におけるガラス転移)、2)表面処理の現状(例:金属/樹脂界面(異種界面))を設け、参加者自ら能動的に関連分野の調査をして頂き、その成果を日本接着学会誌Vol.51No.2~No.9解説シリーズ<接着界面科学>として学会誌に掲載致しました。 
PartⅣ後期に引き続き、本年度もPartⅤ前期としまして下記の通り開催の予定を致しておりますので、現在加入されておられる方々はもとより、会員の皆様で,本研究会の趣旨にご賛同いただける方は法人・個人を問いませんので、この研究会 “接着を科学する”活動にご参加頂ければと存じます。今年度は、接着界面科学の応用面にも幅を広げ、接着が重要となる材料界面に焦点をあてた内容について活動をしていく予定です。

趣 旨
「接着」は今日の産業を支える基幹技術としてあらゆる産業に利用されている。
接着の利便性,信頼性は飛躍的に発展し,溶接などの手法を代替してきただけでなく,ラミネート材や複合材料,さらにはナノ材料など新規材料の開発に多大なる貢献をなしてきた。接着現象は接着剤そのものだけでなく,被着体表面,さらには接着界面の構造や物性とも密接に関係しており,これらは高分子化学,物理化学,界面化学,レオロジーの学問体系に関連付けられ,最近では生物学,環境学や電子工学との関連も深くなっている。さらに接着を対象とする材料も多岐に亘り,材料工学の学問体系の中にも位置付けられ,まさに境界領域の科学技術の粋と言っても過言ではない。科学技術とは本来,学理を極める科学と,その上に立脚する技術でなければならない。かつて接着はサイエンスではなくテクノロジーであると言われた時代もあった。しかしながら先人の接着に関連するサイエンスの追及の成果として,接着ハンドブック第2版(昭和55年)では接着を分子間力で議論できるようになってきた様子が語られている。ところが,その後,第3版(平成8年),第4版(平成19年)において多彩な応用や新規接着剤の開発が紹介され,接着分野の充実が披露されている一方,そこで展開されている接着理論の本質は変化しておらず,最近では本邦でそれらを対象とした学術発表が希少になっているように見受けられる。昨今表面・界面解析技術とナノテクノロジーの進歩には著しいものがあり,表面・界面を原子レベル・ナノオーダーで制御できるようになってきた。したがって,これからの接着を語る上ではこれら周辺技術の進歩に歩調を合わせて,接着を新たな視点で科学的に把握する必要が生まれている。このような観点から,本研究会では「接着という界面現象」を「科学」し,新たな接着のブレークスルーのシーズを生み出すと共に,より充実した理論体系の構築を目的とする。

2016年度(2016.4.1~2017.3.31)例会開催予定
第1回例会予定 日時:2016年6月21日(火)
        開催場所:たかつガーデン 鈴蘭の間
        講演テーマ:「自動車関連の最近の動向と展望」
        プログラム
        13:00~13:05  はじめに(委員長挨拶)       静岡大学 田坂 茂
        【講演テーマおよび講師】
        13:05~16:00 (途中10分程度の休憩を含む)
          (1)自動車分野へのCFRPの最近の動向― CFRPの接着および他素材との接着― 
                             日本繊維技術士センター 井塚 淑夫氏
          (2)自動車の軽量化に貢献するエンジニアリングプラスチックの接着技術
                              ㈱デンソー 材料技術部 青木 孝司氏
第2回例会予定 日時:2016年 9月 講演テーマ「接着界面科学の基礎」(予定)
第3回例会予定 日時:2016年11月 企業見学会と講演会(予定)
第4回例会予定 日時:2017年 3月 講演会テーマ「住宅・建築」(予定)

研究会内規および開催要領
1.本研究会は「接着界面科学研究会Part5」とし2016年4月から2018年3月まで2カ年間の開催とし、
  事務局を本部に置くものとする。2016年度は前期、2017年度は後期とする。
2.目的 趣意書の通り1)研究・技術の方向性 2)相互の関係 3)解説 4)情報の蓄積 5)講師との懇親
  などを通して接着現象・表面・界面の研究の進歩・発展に貢献する。
3.例会として年4回開催(ロングラン講演会、分科会、見学会等)、原則として3ヶ月に1回程度、
  午後から開催するものとする。
4.開催地 原則として本部所在地(関西地区)とする。
5.本研究会の事業年度は4月にはじまり翌年の3月に終わる。
6.会費は、研究会参加費もしくは資料代とし1カ年分を納入、納入期限を5月末日までとする。
7.研究会を退会する場合は、次年度がはじまる4月までに連絡すること。
  年度途中での退会については、会費の払い戻しはしない。
8.参加企業の担当者に変更が生じた場合は速やかに本会事務局まで連絡すること。
  なお、個人正・非会員でお申込の場合の名義変更は出来ません。
9.法人会員の研究会への参加については1社2名までとする。
10.研究会の運営は本部事業とし、運営委員会がこの任にあたる。
11.研究会会費
 法人会員          年額 50,000 円(消費税込)
 法人非会員         年額 90,000 円(消費税込)
 個人正会員 企業      年額 25,000 円(消費税込)
 個人正会員 大学・公共機関 年額  8,000 円(消費税込)
 個人非会員         年額 50,000 円(消費税込)

  とし、原則として一括払いとする。
   なお、法人会員(特別・維持・賛助)からの本会「催し物特別優待券」を使用し
  てのお申込の場合は、1社(1事業所)1枚につき半額とさせて頂きますので申込書に添付の上お申込下さい。
   また、個人正会員(企業)としてお申込の場合は「催し物特別優待券」の使用は出来ません。
12.法人会員の開催の案内については開催毎に担当者宛連絡する。

申込要領
1.申込締切日 2016年6月14日(火)
2.会費納入について
  申込頂き次第ご請求書をお送りさせて頂きます。
  納入期限を6月末日までと致します。
   なお、ご請求名目につきましては「2016年度会費」とさせて頂きます。「参加費」等他の名目をご希望の場合は
   備考欄にその旨ご記入下さい。また、領収書は振込受領書をもってかえさせて頂きます。
3.振込手数料につきましては、貴社にてご負担下さいますようお願い致します。
4.申込方法 下記「お申し込みはこちら(PDFダウンロード)」申込書に諸事項をご記入の上FAXもしくは
  E-mailにてお申込下さい。
5.申込先 一般社団法人日本接着学会「接着界面科学研究会」係
   大阪市浪速区難波中3丁目9-1(難波ビルディング407)
    TEL06-6634-8866
    FAX06-6634-8867
    E-mail info-hnb@adhesion.or.jp

運営委員会
委員長
田坂  茂氏(静岡大学)
副委員長
高橋 紳矢氏(岐阜大学)       加納 義久氏(古河電気工業㈱)
委 員
扇澤 敏明氏(東京工業大学)     宮田  壮氏(リンテック㈱)
西野  孝氏(神戸大学)       岡松 隆裕氏(横浜ゴム㈱)
宮田 隆志氏(関西大学)       中野 隆博氏(日本ペイント㈱)
田中 敬二氏(九州大学)       島津  彰氏(日東電工㈱)
福本 好央氏(コニシ㈱)       倉内 晴久氏(セメダイン㈱)
戸田 智基氏(積水化学工業㈱)    佐藤絵理子氏(大阪市立大学)
(順不同)

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