接着界面科学研究会
接着界面科学研究会 PartⅧ 第3回例会~接着界面科学シンポジウム~ 開催案内
- 日時
- 2022年11月18日(金)
13:00~17:00
- 会場
- ハイブリッド開催(ポスター発表は会場のみ)
会場:積水化学工業株式会社京都研修センター 1F大セミナー室
京都市南区上鳥羽上調子町2-2
*キーノート講演およびリーディング講演のみハイブリッド(Zoom)
「接着界面科学シンポジウム」
なお、本例会は講演部(3件)のみハイブリッド開催とし、ポスター発表は現地でのみ開催いたします(Covid-19の感染状況によっては、例会をすべてオンラインで開催する場合もございます、予め、ご承知おき下さい)。
プログラム
13:00~13:05 はじめに(委員長挨拶) 岐阜大学大学院 高橋 紳矢
<キーノート講演(オンライン)>
13:05~14:05 「易解体性接着の難題に挑む:使用安定性と迅速解体の両立は可能か」
大阪公立大学 松本 章一 氏
易解体性接着と異種材料接合のための材料や手法の新規開発が試みられているが、適用範囲が広く、かつ簡便に利用でき
る手法を確立することは現在も未解決課題のひとつである。本講演では、これら難題に取り組んできた演者らの研究開発の
具体的な事例の中から、BOC基を含む熱分解性ポリマーを利用した易解体性接着やエポキシモノリスを用いる異種材料接合
の最新の研究成果を中心に、開発の経緯や今後の展望を紹介する。
<リーディング講演1(オンサイト)>
14:05~14:50 「量子ビームによるアニオン伝導高分子電解質材料の合成と構造・機能解析」
量子科学技術研究開発機構 高崎量子応用研究所 吉村 公男 氏
放射線グラフト重合法を用いて作製したグラフト型アニオン伝導高分子電解質材料について、グラフト鎖のアニオン伝導
基であるイミダゾリウム基の構造が導電率、含水率などの膜物性やアニオン燃料電池性能、イオンチャンネル構造に与える
影響を、中性子小角散乱(SANS)を用いて明らかにした結果を発表する。
14:50~15:00 休憩
<リーディング講演2(オンライン)>
15:00~15:45 「短繊維強化プラスチックの強度上下限予測およびポリアクリロニトリルへのクレージング」
岐阜大学 内藤 圭史 氏
短繊維強化プラスチックに関する学会発表等においては,しばしば「界面接着性を改善したため強度が向上した」という
報告を見かけるが,まだ向上の余地が残されているのか否かに関する言及がない.これに対し,本報告では強度上限および
下限を予測する手法を紹介する.また,機能化を目的とし,クレーズが発生しにくいとされているポリアクリロニトリルに
敢えてクレーズを発生させる例を紹介する.ともに,界面に着目した内容である.
<若手ポスター発表> *現地でのみ開催
15:45~17:00 ポスタープレビュー &ポスター発表
・P1 マイケル付加反応性の低いアミンの合成とメタクリロイル基含有エポキシ樹脂の硬化収縮の制御
(大阪公立大学 大学院工学研究科)○筒井 悠貴, 佐藤絵理子
・P2 準大気圧N2熱アシストプラズマ処理によるPTFEの接着性向上 -PTFE表面の粗面化によるアンカー
効果の発現-
(大阪大学 大学院工学研究科)○今嶋 航世,西野 実沙,瀬戸 洋介,河合 誠也,三宅 絵梨香,
小玉 拓海,梶丸 大希,東嶋 大樹,遠藤 勝義,山村 和也,大久保 雄司
・P3 異方的はっ水湿潤性をもつポリプロピレン/カーボンナノチューブ複合素材のぬれ性と集水能の関係
(岐阜大学 大学院自然科学技術研究科)○保泉 慎,猪熊 遼太, 武野 明義, 高橋 紳矢
・P4 光・温度応答性高分子材料の可変な物理的・化学的性質と細胞接着挙動
(1関西大化学生命工,2関西大ORDIST)〇沖原 正明1,河村 暁文1,2,宮田 隆志1,2
・P5 基板界面における改質剤の密度分布と剥離強度の関係
(1三菱ケミカル((株)), 2九大院工)〇田口美岐1,2, 小澤 覚1, 長谷川龍一1, 田中敬二2
・P6 埋もれた界面における高分子混合物の化学マッピング
(1九大接着セ, 2九大院工)○阿部建樹1, 川口大輔1,2, 田中敬二1,2
注意点:本例会で使用される配信動画は著作物であり、録音・録画を禁止いたします。
講師、その他にやむを得ない事情がおきた場合はプログラムに一部変更があるかも
知れませんので、予めお含みおき下さい。
申込締切日 : 2022年11月14日(月)
お申し込み方法
1.第3回例会に参加の場合は、
下記「 参加申し込みはこちらから」よりお申し込み下さい。研究会会員は参加費0円を選んで下さい。
受付後、受付完了のメールが配信されます。オンライン参加のURL等は別途メールにて
ご連絡させていただきます。
なお、オンラインか現地参加のどちらかを備考欄でチェックでして下さい。
参加申し込みはこちら
2.第3回例会から研究会に入会される場合(年会費が必要です)は、先ず「接着界面科学研究会PartⅧ
前期参加申込書」にご記入の上、FAXもしくはEmailにてご送信下さい。
後ほど年会費の請求書をお送り致します。また、特別優待券をご利用の場合
は、申込書の備考欄に催し物特別優待券使用とご記入の上、優待券をご郵送
下さい。
Part8 前期 入会申込書
連 絡 先
一般社団法人日本接着学会 接着界面科学研究会宛
〒556-0011 大阪市浪速区難波中3丁目9番地1(難波ビルディング)
TEL:06-6634-8866 FAX: 06-6634-8867 E-mail: info-hnb@adhesion.or.jp