本部セミナー
高分子学会 接着と塗装研究会との合同講座 「粘接着の新技術・新製品」
- 日時
- 2023年12月22日(金) 11:00~16:35
- 会場
- 東京理科大学13号館(森戸記念館)第一フォーラム
https://www.rs.tus.ac.jp/jsmpem22/access_morito.pdf
主催:一般社団法人日本接着学会、高分子学会 接着と塗装研究会
この度、日本接着学会は日頃から関わりの深い高分子学会 接着と塗装研究会と共同で講座を企画し、日本接着学会会員は会員価格でご参加頂けます。本講座では、粘着・接着に関連する新技術・新製品に携わっている講師の方々に各種最新事例をご講演頂きます。当講座を今後の研究開発や製品応用にご活用頂くだけでなく、接着と塗装研究会の皆様との交流も深めて頂けると幸いです。
プログラム
11:00~11:10 高分子学会「接着と塗装研究会」及び日本接着学会の紹介
11:15~12:00 「接着性と解体性を両立する易解体性接着材料の開発」
大阪公立大学大学院 松本 章一 氏
易解体性接着では、接着性能を損なわずに必要な時に解体機能が発現する
ことが求められる。本講演では、まず熱や光応答性接着材料や易解体性接着
技術の最近の開発動向を概観した後に,講演者らが開発した使用時の熱安定性
と解体時の迅速応答を両立できる接着材料を紹介する。
13:15~14:00 「フィルム型接着剤WelQuickの特徴と用途展開」
㈱レゾナック 高橋 信行 氏
接着剤はその接着力だけでなく、取り扱い方法、ライフ、可使時間、硬化時間
などの簡便性もユーザーにとって重要である。本講演では、異種材料を簡便に
かつ強力に接着する、フィルム型接着剤「WelQuick」の特徴と用途例を紹介する。
14:05~14:50 「フッ素樹脂と金属の直接接合技術について」
㈱ヒロテック 和鹿 公則 氏
レーザを用いたフッ素樹脂と金属の直接接合技術と、これを可能とする表面処理
技術及び、本技術の原理解明に関する共同研究概要について報告する。また、
レーザ以外の熱源を用いた接合法の研究に関する現況と、フッ素樹脂と金属の直接
接合による製品適用事例について紹介する。
15:00~15:45 「環境配慮型接着剤の開発動向」
ナガセケムテックス㈱ 植田 哲平 氏
昨今のカーボンニュートラルに対するニーズの高まりを背景に、ナガセケムテックス
では、そのニーズと顧客の課題解決に応えるべく、環境に配慮した高機能接着剤の
開発を進めている。本講演では、弊社取組みの一部を紹介する。
15:50~16:35 「バイオマスアクリレートの開発動向(2023年)」
大阪有機化学工業㈱ 飯塚 大輔 氏
近年、持続可能な開発目標(SDGs)が掲げられる中、バイオマス原料を用いた
アクリレートのニーズが高まっている。本講演ではアクリル酸ならびにアクリレート
のバイオマス化の現状について紹介する。
16:50~17:50 懇親会(同会場・部屋が変わる場合があります)
※プログラムは予告なく変更になる場合がございます。予めご了承下さい。
参加費(消費税含)
日本接着学会会員:企業11,000円、大学・官公庁4,400円
接着と塗装研究会メンバー:企業11,000円、大学・官公庁4,400円
非会員および高分子学会一般会員:
企業22,000円、大学・官公庁8,800円、学生2,200円、名誉・終身・フェロー・ゴールド・シニア会員2,200円
懇親会費 1,000円(消費税含)
申込締切日:2023年12月15日(金)12:00
申 込 方 法:
高分子学会ホームページhttps://member.spsj.or.jp/event/index.php?id=542からお申込みください。
参加費は、12月末日までにお振込みをお願いいたします。
振 込 先:
銀行振込<三菱UFJ銀行 銀座支店 (普通) 1126232 公益社団法人高分子学会>
振込手数料は振込人にてご負担下さいますようお願いいたします。
当日のお支払いはご遠慮下さい。銀行・郵便振替の領収書をもって本会からの領収書
にかえさせていただきます。
キャンセル期限
キャンセルは12/15(金)12:00までにお願いいたします。また、キャンセル期日を過ぎてのキャンセルは参加の有無にかかわらず参加費を申し受けますのでご了承ください。
問合せ先
公益社団法人高分子学会 2023接着と塗装研究会と日本接着学会合同講座係
〒104-0042 東京都中央区入船3-10-9 新富町ビル6F
TEL 03-5540-3771 FAX 03-5540-3737