西部支部
西部支部令和5年度若手主催講演会
- 日時
- 2023 年 11月 20日(月) 13:00〜16:45
- 会場
- オンライン開催(Zoom)
主催 一般社団法人 日本接着学会西部支部
接着界面の構造解析、接着剤の強靭化、接着特性や易解体性の制御といった多岐にわたる接着科学、工学に関連する講演会を企画しました。皆様、奮ってご参加ください。
日 時 2023 年 11月 20日(月)13:00~16:45
会 場 オンライン開催(Zoom)
プログラム
13:00~13:05 開催の挨拶 西部支部長 山本 智 氏(九州大学)
13:05~13:55 「接着界面における官能基配向イメージング」
阿部 建樹 氏(九州大学)
接着界面において、高分子中の官能基は界面自由エネルギーを低下させるため配向し、また調製
法や被着体の表面組成に依存した面内分布を示す。そのため、接着界面における配向分布と接着
特性の相関を解明することが重要である。発表では、高い界面選択性を有する和周波光による
イメージングを用いた研究成果について紹介する。
13:55~14:45 「ポリロタキサンによるエポキシ樹脂の強靭化機構解析と接着特性に対する効果検証」
花房 明宏 氏(三菱ケミカル)
ポリロタキサン(PR)は多数の環状分子が軸分子を貫通した特徴的な分子構造を有する。本検討で
は、PRをエポキシ樹脂の架橋ネットワークに導入した際の分子運動性と強靭性に与える影響に
関して解析を行った。また、PRを複合化したエポキシビトリマーの接着特性に関する最近の検討
状況についても紹介する。
14:45~15:00 休憩
15:00~15:50 「熱や光により接着界面からの解体を容易にする開裂分子層」
相沢 美帆 氏(東京工業大学)
これまでに,熱や光の刺激に応じて化学結合の形成と開裂を変化させる分子層の開発を進めてき
た。さらにこの分子層を接着界面に配置し,結合開裂が進行する刺激を与えると,剥離様式や接
着強度に変化が現れることを見出している。本講演では,この開裂分子層による接着/解体への
影響について発表する。
15:50~16:40 「光応答性分子スイッチによる接着の光制御」
今任 景一 氏(広島大学)
光可逆的に異性化する分子スイッチは、異性化に伴い構造や性質が大きく変化する。本講演で
は、光に応答して室温可逆的に極性が変わるスピロピランや室温不可逆的に構造が変わるヒン
ダードスティッフスチルベンを用いた接着の光制御に関して、最近の取り組みを紹介する。
16:40~16:45 閉会の挨拶
西部副支部長 田中 敬二 氏(九州大学)
参 加 費 法人会員・正会員・学生 3,300円(消費税含む)、一般非会員 6,600円(消費税含む)
申込締切 2023年11月15日(水)
申 込 方 法 日本接着学会ホームページ セミナー情報からお申し込み下さい。
受付後、受付完了のメールが配信されます。
また、オンライン参加のアドレス等は別途メールさせていただきます。
参加申込フォーム
入 金 方 法 参加費は下記銀行へ11月15日(水)までにお振込み下さい。
金融機関:ゆうちょ銀行
記 号 :17410 支 店:七四八支店
口座番号:普通 96027021
口座名義:一般社団法人日本接着学会西部支部
振込手数料につきましては貴社にてご負担くださいますようお願い致します。
一度ご入金された参加費は返金致しかねますので、あらかじめご了承下さい。
なお、領収書は振込受領書をもってかえさせて頂きます。
振込人名義は「氏名(カタカナ)」でお願いできましたら幸いです。
連 絡 先 : 九州大学大学院工学研究院 応用化学部門(機能) 田中研究室
〒819-0395 福岡市西区元岡744
E-mail: info-sib@adhesion.or.jp(日本接着学会西部支部)