着研究会

粘着研究会 第198回(1月度)例会

日時
2025年1月10日(金) 13時30分~17時00分
会場
東京大学農学部キャンパス 中島董一郎記念ホールおよびweb(Zoom)
 

粘着研究会 第198回例会

 

 謹啓 時下益々ご清栄の段、お慶び申し上げます。平素、当研究会の運営にご協力、ご高配を賜り厚く御礼申し上げます。さて、粘着研究会第198回例会を下記の通り開催致します。お繰り合わせの上ご出席くださいますよう御案内申し上げます。今回も会場での対面式とオンラインを同時開催致します。例会終了後は講師の先生方との名刺交換会を開催致します。会場にお越しの会員様のみとなりますが、立食にて軽食とドリンクを準備致しますので、是非ご参加頂きたくお願い致します。
 

月 日 :2025年1月10日(金)

会 場 :東京大学農学部キャンパス 中島薫一郎記念ホールおよびweb(Zoom)

時 間 :13時30分~17時00分
     



講師およびテーマ

第1講演 13:30~14:30
 骨発生を模倣した新しい無機接着材の開発

岡山大学 大学院医歯薬学総合研究科 教授 松本 卓也 氏

 我々は骨組織に着目し、材料学的観点での骨組織発生プロセスの理解と再現によるバイオミメティクス材料開発を進めています。最近、リン酸カルシウムを主原料とした生体軟組織接着材の開発に成功しました。この接着材は多孔質セラミックプレートであり、生体組織側の水分の脱水に働き、生体組織界面の粘性を高めます。当日はこの接着材の開発経緯を中心に、その応用、別用途への展開などについてご紹介いたします。


14:30~14:40  接続準備
 

第2講演 14:40~15:40  高分子複合材料界面の接着・剥離現象の電子顕微鏡による可視化と解析

東北大学 多元物質科学研究所 教授 陣内 浩司 氏

 高分子複合材料において、高分子と無機材料の境界面(界面)での接着・剥離現象が材料全体の諸物性に大きな影響を与えることはよく知られた事実である。したがって、複合材料の新規開発・物性制御には界面構造の理解と制御が欠かせない。本講演では、先端の電子顕微鏡技術による複合材料界面の静的および動的なナノスケール構造解析、および、それらの結果に基づく力学物性の発現メカニズムに関する私たちの研究例を紹介する。


15:40~16:00 「コーヒー・ブレーク」、接続準備

 

第3講演 16:00~17:00  生物の成長に着眼したゲル接着手法の開発

宇都宮大学大学院 工学部基盤工学科 准教授 為末 真吾 氏

 ゲルは高分子や低分子の形成する3次元編目構造の内部に溶媒を保持した材料である。ゲルは柔軟性、高い粘弾性を有しており、薬剤担持材料や塗料など様々な用途に利用されている。生物は食物を摂取し、それに含まれる栄養をもとに多様に変化する。この生物の成長に着目し、今回、生物の様に成長するゲルの接着システムの開発を行なった。これによって接着後に利用環境に順応可能なゲル接着システムの構築を目指している。

 

講師資料(準備中)

参加費

            粘着研究会会員    無料
            日本接着学会会員  15,000円
            一般        20,000円
            学生         無料

 

申し込み方法

WEB参加

会場参加

請求先が必要でない方は請求先欄の「連絡先と請求先は同じ住所とする」のボタンをクリックすると、請求書送付先情報欄は消去できます。
上記リンクによる申し込みにご不明な点等ございましたら、ご自身のお名前、所属、ご住所、ご連絡先(電話並びにe-mailアドレス)を明記の上、下記問い合わせ先までメールにてご連絡下さい。

問い合わせ先

東京大学 大学院農学生命科学研究科 生物材料科学専攻 生物素材科学研究室内
日本接着学会粘着研究会
〒113-8657 東京都文京区弥生1-1-1
E-mail:psa@adhesion-psa.sakura.ne.jp <psa@adhesion-psa.sakura.ne.jp>
注意点:本例会で使用される配信動画は著作物であり、録音・録画を禁止いたします。

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