西部支部

令和7年度 日本接着学会西部支部 若手主催講演会

日時
2025年 11月 4日(火) 13:30〜16:55
会場
オンライン開催(Zoom)

主催 一般社団法人 日本接着学会西部支部

高分子のリサイクル、コンタクトレンズ材料、水和水の解析、CO2応答材料など、分子の結合・切断や界面における高分子と水のふるまいに関する講演会を企画しました。ぜひご参加賜りますようお願い申し上げます。
 

日  時 2025年 11月 4日(火)13:30~16:55

会  場 オンライン開催(Zoom) 


プログラム

13:30~13:35 開会の挨拶                原 光生 (香川大学)

13:35~14:20  「サステナブル材料としてのポリカーボネート」

                               青木 大輔 氏(千葉大学)

 カーボネート結合はそのままでは安定である一方、身近な塩基であるアンモニアと反応して肥料として働く尿素と対応するアルコールへと変換できる。本発表では、サステナブル材料として期待されるポリカーボネートの機能化と肥料化について紹介する。
 

14:20~15:05   「コンタクトレンズの性能を支える高分子素材と表面特性」

                             浅井 健吾 氏(株式会社メニコン)

 コンタクトレンズは、高分子架橋ネットワークを基盤としたレンズ材料である。生体組織である眼に直接接触することから、光学性能や力学特性に加え、表面の水濡れ性や安全性への配慮も不可欠である。本講演では、コンタクトレンズに求められる性能について、高分子素材および表面特性の観点から紹介する。
 

15:05~15:20   休憩
 

15:20~16:05  「THz分光による水和状態解析とソフトマターの自己組織化・機能に対する水和水の役割解明」

                             菱田 真史 氏(東京理科大学)

 我々は脂質・界面活性剤、高分子、タンパク質などの構造形成や機能に水和水がどのように関わるかを広く研究している。とくにTHz分光法を用いて水の集団運動の変化を調べることで、「弱く溶質の影響を受けた水和水」の量や運動性が様々な自己組織化や機能と密接に関わっていることが明らかになってきた。
 

16:05~16:50  「気体のCO2に応答してプラスチックに変化するエラストマー」

                             三輪 洋平 氏(岐阜大学)

 我々の研究室では、CO2を刺激として物性や機能が変化するエラストマーを開発してきた。今回、CO2により弾性率が1000倍以上に増加し、硬く強靭なプラスチックに可逆変化する新たなエラストマーを開発した。加熱で元に戻る特性を持ち、さらに、蛍光強度もCO2で増大するため、光学的パターン形成への応用も期待できる。
 

16:50~16:55 閉会の挨拶                西部支部長 井原 栄治(愛媛大学)


 

参  加  費      [一般] 会員   3,300円(消費税含む)、非会員 6,600円(消費税含む)
                        [学生] 会員   無料、          非会員 3,300円(消費税含む)

申込締切  2025年10月28日(火)
申 込 方 法   日本接着学会ホームページ セミナー情報からお申し込み下さい。
      受付後、受付完了のメールが配信されます。
      また、オンライン参加のアドレス等は別途メールさせていただきます。
申込はこちらから


入 金 方 法   参加費は下記銀行へ 10月28日(火)までにお振込み下さい。

金融機関:ゆうちょ銀行 

記 号 :17410 支 店:七四八支店

口座番号:普通 96027021 

口座名義:一般社団法人日本接着学会西部支部

     振込手数料につきましてはご負担くださいますようお願い致します。

     一度ご入金された参加費は返金致しかねますので、あらかじめご了承下さい。

     なお、領収書は振込受領書をもってかえさせて頂きます。

     振込人名義は「氏名(カタカナ)」でお願いできましたら幸いです。
 

連絡先  香川大学創造工学部 原 光生
     Tel: 087-864-2393 
     E-mail:  hara.mitsuo[at]kagawa-u.ac.jp

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