粘着研究会
粘着研究会 第205回(3月度)例会
- 日時
- 2026年3月6日 13時30分~17時00分
- 会場
- 東京大学 弥生講堂アネックスセイホクギャラリーおよびweb(Zoom)
粘着研究会 第205回例会
謹啓 時下益々ご清栄の段、お慶び申し上げます。平素、
会場とウェブのハイブリッド開催となりますが,例会終了後には名刺交換会も予定しておりますので,是非会場でのご参加をお待ちしております。
月 日 :2026年3月6日(金)
会 場 :東京大学弥生講堂アネックスセイホクギャラリーおよびweb(Zoom)
時 間 :13時30分~17時00分
講師およびテーマ
第1講演
13:30~14:30
「可逆的結合を駆使した高分子の粘弾性制御と接着への応用」
大阪大学 大学院理学研究科 高分子科学専攻 山岡賢司 氏
持続可能な社会の実現や環境負荷低減の観点から、高分子材料の長寿命化や分解・再利用を可能とする材料設計への要求が高まっている。繰り返し会合・解離する可逆的結合を高分子に架橋点として導入することで、材料の長寿命化や分解・再利用を可能とする設計指針が提案されている。本発表では、ホスト-ゲスト錯体を可逆的結合として用いた高分子材料において、自己修復性および接着性を制御した最近の研究成果を紹介する。
第2講演
14:35~15:35
「分子バイオニクス:界面を利用した生物模倣材料」
東北大学 学際科学フロンティア研究所 新領域創成研究部 阿部博弥 氏
海洋付着生物であるムール貝の足糸には、濡れた環境下でも接着できる特性を有しています。この足糸には、カテコール骨格を持つアミノ酸が含まれており、この構造が接着性に寄与しているとされています。本講演では、ムール貝の接着分子に着想を得て作製した細胞足場材料や3次元ハイドロゲル、脱着可能な水中接着ハイドロゲルおよびそのデバイス応用について紹介します。
15:35~15:55 コーヒーブレイク
第3講演
15:55~16:25
「タッキファイヤー添加天然ゴムにおける構造・物性から観た粘着力発生機構の検討(産学協同研究第1G)」
東京科学大学 物質理工学院 材料系 扇澤敏明氏
なぜゴム状分子にタッキファイヤーを加えると粘着力(タック)が増加するのかを解明するために、タックの発現と表面・界面の構造・特性および材料特性との関係を明らかにすることを目的としている。具体的には、天然ゴムに各種タッキファイヤーを幅広い組成で添加し、相溶性や表面構造、バルクの粘弾性・熱特性等の測定を行い、これらの結果とタック試験から評価される粘着力との関係を探っている。
第4講演
16:30~17:00
「プローブタック試験における粘着物性評価の信頼性向上に関する検討(産学協同研究第4G)」
東京科学大学 環境・社会理工学院 因幡和晃氏
本発表では,粘着物性評価の信頼性向上を目的として,プローブタック試験における測定条件および剥離挙動の可視化結果を含めた検討を行った。共通試料を用いて各社装置で測定を実施し,ピーク値,積分値,波形形状の比較に加え,剥離過程の観察結果を整理した。その結果,試料背面の固定条件やプローブの当たり状態が剥離挙動に影響し,測定値のばらつきとして顕在化することが示された。得られた知見を基に,より再現性の高いタック評価手法確立に向けた課題と今後の検討方針を示す。
例会終了後 名刺交換会
参加費
一般 20,000円
学生 無料
申し込み方法
会場参加
名刺交換会
請求先が必要でない方は請求先欄の「連絡先と請求先は同じ住所とする」のボタンをクリックすると、請求書送付先情報欄は消去できます。
上記リンクによる申し込みにご不明な点等ございましたら、ご自身のお名前、所属、ご住所、ご連絡先(電話並びにe-mailアドレス)を明記の上、下記問い合わせ先までメールにてご連絡下さい。
問い合わせ先
東京大学 大学院農学生命科学研究科 生物材料科学専攻 生物素材科学研究室内
日本接着学会粘着研究会
〒113-8657 東京都文京区弥生1-1-1
E-mail:psa@adhesion-psa.sakura.ne.jp <psa@adhesion-psa.sakura.ne.jp>
注意点:本例会で使用される配信動画は著作物であり、録音・録画を禁止いたします。