接着界面科学研究会
接着界面科学研究会PartⅩ 第1回例会 「高分子合成と反応設計が開く次世代接着材料」
- 日時
- 2026年8月5日(水) 13:30~16:55
- 会場
- オンライン(Zoom)にて開催
近年、持続可能な社会の実現に向け、材料の長寿命化やリサイクル性を両立する次世代の接着・解体技術が強く求められています。本研究会では、高分子合成と反応設計の最前線で活躍する3氏をお招きし、革新的な接着材料へのアプローチを議論します。共有結合の結合交換を活用した多機能ポリマーの創出、光機能化学や酸・塩基増殖剤を用いた超高感度な光反応性材料の開発、そしてゼロエミッションに貢献するグリーンな分子接合技術など、分子レベルの精密設計がもたらす最新の成果を共有します。学術的な基礎から実用展開にいたる多角的な視点を通じて、接着技術の新たな可能性と未来を切り拓く場とします。多くの皆様のご参加を心よりお待ちしております。
プログラム
13:30~13:35 はじめに(委員長挨拶) 九州大学 田中 敬二13:35~14:35「硬化技術および接着技術における結合交換コンセプトの活用法」
東京科学大学 物質理工学院 林幹大 氏
概要:
結合交換性動的共有結合を組み込んだ架橋樹脂(ビトリマー)は、リサイクル性や自己修
復性などのサステナブル機能を実現する材料として注目されている。本講演では、ビトリ
マーの基本概念と特徴を概説した後、サステナブル性にとどまらない新たな応用として、
結合交換を活用した新規硬化技術や接着技術への展開について紹介し、その材料設計の可
能性を議論する。
14:40~15:40「光・熱潜在性触媒の開発と機能性高分子への展開」
東京科学大学 有光 晃二 氏
概要:
光または熱刺激によって触媒を放出する光・熱潜在性触媒は、種々の反応性樹脂と組み合
わせることで、多種多様な機能性高分子の創製を可能にする。本講演では、筆者らが開発
した光・熱潜在性触媒を紹介するとともに、UV硬化材料や接着材料への応用について、最
新の研究成果を交えながら解説する。
15:40~15:50 休 憩
15:50~16:50「耐熱縮合系ポリマーの開発と接着材料への展開」
岩手大学 芝﨑 祐二 氏
概要:
私たちの研究室では,長年に渡り,トリアジンを骨格とする機能性ポリマーの開発に取り
組んできました。このポリマーは,設計が容易で様々な機能を付与することができると同
時に,トリアジン環のパッキング性を利用することで,高強度高弾性材料開発が可能で
す。トリアジン環のパッキングは多重水素結合によりなされます。そのため,通常の高分
子接着剤から,分子接合剤への転用も可能となります。本発表では,主にこのトリアジン
系樹脂の合成と機能についてお話しします。
16:50~16:55 おわりに
注意点:本例会で使用される配信動画は著作物であり、録音・録画を禁止いたします。
講師、その他にやむを得ない事情がおきた場合は、プログラムに一部変更がある可能性がございます
ので予めお含みおき下さい。
また、参加者には、開催日前までにオンラインの入力方法をお知らせいたします。
申込締切日
2026年7月31日(金)
申込み方法
1.今年度第1回目の例会となりますので、下記より先ず「接着界面科学研究会」にご入会ください。
請求書を受付完了メールに記載のマイページからダウンロードの上、ご入金をお願い致します。
法人会員で催し物特別優待券をご利用の場合は、優待券を事務局までご郵送下さい。
接着界面科学研究会PartⅩ 前期(2026)ご案内および入会申込はこちら
※すでに「接着界面科学研究会」にご入会済みの方は下記例会お申込からお願いいたします。
2.第1回例会に参加ご希望の方は、下記よりお申し込み下さい。
受付後、受付完了のメールが配信されます。オンライン参加のURL等は開催日までに別途メールにて
ご連絡させていただきます。
例会への参加申込はこちら
2026年度(2026.4.1~2027.3.31)例会開催予定
(研究会にご入会済みの方は第4回まで課金はありません)
第2回例会予定 日程:2026年10月16日(金)午後
開催場所:未定
内容:見学会および講演会
第3回例会予定 日程:2027年1月6日(水) 若しくは7日(木)
接着界面科学シンポジウム
開催方式:オンサイト
内容:接着界面に関する基調講演、研究会員の相互理解セッション、若手発表
第4回例会予定 日程:2027年3月8日(月)
開催場所:九大伊都キャンパス
内容:11時から次世代接着技術研究センター見学、午後からロングラン講演