西部支部
西部支部・接着界面科学研究会合同講演会
- 日時
- 2024年 3月 26日(火) 13:00~17:30
- 会場
- 九州大学伊都キャンパス稲盛ホール
主催 一般社団法人日本接着学会 西部支部・接着界面科学研究会
複合材料やポリマーブレンドの構造と力学特性、接着、接着剤といった多岐にわたる材料力学、接着化学・工学に関連する講演会を企画しました。
日 時 2024 年 3月 26日(火)13:00~17:30
会 場 九州大学伊都キャンパス稲盛ホール
プログラム
13:00~13:05 開催の挨拶 西部支部長 山本 智 氏(九州大学)
研究会委員長 高橋 紳矢 氏(岐阜大学)
13:05~13:55 「第一原理計算による接着界面相互作用の理論的研究」
吉澤 一成 氏(九州大学)
エポキシ樹脂硬化物にはヒドロキシ基やエーテル基などの含酸素官能基が存在する。一方、金属
表面は酸化物層で覆われ、その上には水分子が存在する。第一原理計算によって、接着界面に働
く分子間相互作用を観察し、接着力を理論的に見積もる。
13:55~14:45 「弱架橋メタクリル系ポリマーナノブレンドの破壊靭性と接着」
岸 肇 氏(兵庫県立大学)
メタクリル系モノマーにグリシジル基含有メタクリル系ブロックコポリマーを溶解し共重合させ
ることにより、数十ナノメートルサイズの種々の形態の相構造を有する弱架橋ポリマーブレンド
を得た。本講演では、このメタクリル系ポリマーナノブレンドの相構造形成機構、破壊靭性や接
着特性と相構造との関連等について述べる。
14:45~15:35 「5G/6G時代の高周波基板向け芳香族ビニル系低誘電損失材料の開発」
川辺 正直 氏(日鉄ケミカル&マテリアル㈱)
第5世代を迎えた情報通信技術では、高周波化・高速化・大容量化に伴う信号伝送への要求特性
の高度化に対応した超低誘電特性が求められる。このような背景の中で、特徴ある精密重合技術
をベースとした芳香族ビニル系低誘電損失材料の開発について報告する。
15:35~15:50 休憩
15:50~16:40 「先進複合材構造の軽量化と信頼性評価」
矢代 茂樹 氏(九州大学)
軽量で剛性や強度の高い炭素繊維強化プラスチックは航空機構造に適用されている。そのさらな
る軽量化には部材の接着接合が有望だが実現していない。本講演では、複合材の破壊の数値解析
と接着構造における技術課題を、事例を交えて紹介する。
16:40~17:30 「新規常温硬化型構造接着」
秋本 雅人 氏(セメダイン㈱)
新規常温硬化型構造接着として開発している高強度かつ高靭性設計タイプの接着剤について、そ
の性能並びに効果について紹介する。合わせて、過去の接着剤の事例として、興味深い事例をい
くつか紹介する。
17:45~19:45 技術交流会(講演会終了後、技術交流会を開催します。)
参加費 講演会 法人会員・正会員 3,300円(消費税含む)、接着界面科学研究会メンバー・学生 無料
一般非会員 6,600円(消費税含む)
技術交流会 4,300円(消費税含む)
申込締切 2024年3月12日(火) 2024年3月15日(金)まで延長しました。
申込方法 下記からお申し込み下さい。
受付後、受付完了のメールが配信されます。
参加申込フォーム
*接着界面科学研究会会員はhttps://www.adhesion.or.jp/event/news/news_detail_1165.html
からお申込下さい。
入金方法 参加費は下記銀行へ3月19日(火)までにお振込み下さい。
なお、技術交流会の費用は当日現金でお支払いください。
金融機関:ゆうちょ銀行
記 号 :17410 支 店:七四八支店
口座番号:普通 96027021
口座名義:一般社団法人日本接着学会西部支部
振込手数料につきましては貴社にてご負担くださいますようお願い致します。
一度ご入金された参加費は返金致しかねますので、あらかじめご了承下さい。
なお、領収書は振込受領書をもってかえさせて頂きます。
振込人名義は「氏名(カタカナ)」でお願いできましたら幸いです。
連 絡 先 : 九州大学大学院工学研究院 応用化学部門(機能) 田中研究室 山本 智
〒819-0395 福岡市西区元岡744
E-mail: s-yamamoto@cstf.kyushu-u.ac.jp